『セックス・エデュケーション』でエイミーを演じるエイミー・ルー・ウッドは、そろそろシリーズは完結すべきだと感じている。その納得の理由とは?(フロントロウ編集部)

『セックス・エデュケーション』完結はいつ?

 Netflixの大ヒットドラマ『セックス・エデュケーション』は、性を人間関係の一部として描き、“こんなドラマが見たかった”として、若い世代からだけでなく上の世代からも高い人気を誇る。

 メインキャラクターは高校生たちだが、その親や高校の教師など、大人たちの悩みもリアルに描かれる。コロナ禍で配信が延期されていたシーズン3は、2021年に9月に待望の配信開始となり、シーズン4の制作も決定済み。

 人気のドラマシリーズは長く続くことが多い一方で、本作は高校生たちの日々を追い、シーズンを追うごとにキャラクターたちの成熟度も増しており、完結は“そろそろ”なのではないかと感じているファンは少なくない。

 そして、シリーズきっての愛されキャラクターであるエイミーを演じるエイミー・ルー・ウッドも、そろそろ完結すべきだと感じているという。米Varietyで、その理由を明かした。

画像: 『セックス・エデュケーション』完結はいつ?

 「(終わりがあると)そう感じているべきです。私はもう少しで30歳になりますし。私たち(のキャラクター)は大学に行くこともできると思いますが、45歳で大学1年生を演じたくはないですからね。悲しいけれど終わりにならなくてはいけない一方で、視聴者にはつねに続編を欲しがらせるべきだとも感じます。みんなに“本当に止めておけば良かったのに”と言われるのではなく、良い時に終わるべき」

 エイミーはもうすぐ27歳であり、そのほかにも、エリック役のチューティ・ガトワは今年で30歳、リリー役のターニャ・レイノルズは今年で31歳と、何名かのキャストの年齢は高校生よりも一回り上。エイミーは、シリーズの人気が高いからといって同じキャストメンバーでずっと続けていくのは良くないと感じているよう。

 一方で、シーズン4では、トランスジェンダー女性のアビーというキャラクターと、トランスマスキュリン(※)のケントというキャラクターが登場する予定。この2人はカップルで、ルビーたちとは違ったタイプの“スクールカーストの上位にいる生徒”という立ち位置になると予想されている。
 ※生まれたときに割り当てられた性別は女性ながら男性的だと自認している人。

 エイミーはシーズン4について、まだ何も知らないと話した。『セックス・エデュケーション』はシーズン4からさらに魅力的なキャラクターが登場するが、そのシーズン4で完結するのだろうか。それともシーズン5まで続くのだろうか?

(フロントロウ編集部)

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