リリー・ジェームズがメイクで譲れないこと
映画『シンデレラ』で大ブレイクを果たし、最近では話題のドラマ『パム&トミー』に出演するリリー・ジェームズ。『パム&トミー』は、プレイボーイ誌で名をはせたパメラ・アンダーソンと、伝説のヘヴィメタバンドであるモトリー・クルーのドラマー、トミー・リーの波瀾万丈な結婚生活を描いた作品で、リリーはパメラ役に抜擢。これまでの清純派なイメージを覆す、見事ななりきりぶりが海外で話題を呼んでいる。
透明感と気品溢れる美しさの持ち主でもあるリリーは、俳優業だけでなく美容業界からも注目の的で、これまでバーバリービューティのミューズを務めたことも。そんなリリーには、自身でメイクをするときに譲れないといういくつかのこだわりがあるのだという。
リリーがこれまでインタビューで明かした、セルフメイクのこだわりをご紹介。
5本以上のリップをバッグに常備
リリーがセルフメイクでもっとも欠かせないと明かすのがリップ。
リリーは、「私のバッグの中には、いつでもかなりの数のリップが入っています。これがないと落ち着かないんです」と米Peopleでコメント。最低でも4本のリップと、リップグロス1本は常に持ち歩いているアイテムだと明かした。ちなみにリップは、ヌード系カラーで塗りやすいまろやかな質感のものを選ぶことが多いそう。
眉メイクには歯ブラシを使う
ふさふさの眉毛は、リリーのチャームポイントのひとつ。そんな眉毛のメイクをするとき、使っているというのはなんと歯ブラシ。
リリーは、「眉毛のメイクでは、歯ブラシで毛を上向きにブラッシングするのが好き」と米Allureでコメント。足りない部分を書き足した後、歯ブラシを使って毛羽立たせるのがこだわりなのだとか。ちなみに歯ブラシを使ったこのテクニックは、リリーをはじめ多くのセレブのメイクを手掛ける売れっ子メイクアップアーティストのメアリー・グリーンウェルから学んだそう。
コントゥアスティックで輪郭をシャープに
セルフメイクには、顔に影を入れるコントゥアスティックも必要不可欠だというリリー。その理由は丸顔をカモフラージュしたいからだそうで、リリーは「丸顔を目立たなくするために頬骨をできるだけ強調したくて、コントゥアスティックの使い方はかなり試行錯誤してきました」と説明。
試行錯誤の末にたどり着いたコツについてリリーは、コントゥアスティックを軽めに塗ってしっかりぼかすことがこだわりだそうで、重すぎない自然な仕上がりになるのが好きだと明かしている。
ちなみに、セルフメイクに強いこだわりを持つリリーだけれど、プロのメイクとセルフメイクのどちらが好きかを聞かれた際には、「まるでマジシャンみたいに変身の魔法をかけてくれるから、断然プロのメイクが好き」と回答。ドラマ『パム&トミー』でも、メイクの力で劇的な変貌を遂げた姿が見られるのでぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)