※この記事には映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれます。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にあったサプライズ
1月7日より全国公開されているMCUの最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で脚本を担当したクリス・マッケナとエリック・ソマーズが、同作に登場したあの意外なキャラクターについて語った。
過去の『スパイダーマン』シリーズに登場したヴィランたちが集結することが事前に判明していた『ノー・ウェイ・ホーム』だが、蓋を開けてみれば、出演が長らく噂されていた、過去作でスパイダーマンを演じてきたトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドの2人も、本作にスパイダーマン/ピーター・パーカー役で再出演。
そんな、『ノー・ウェイ・ホーム』に集結した豪華すぎるキャラクターたちの中でも、観客にとって最もサプライズだった1人が、チャーリー・コックス演じるデアデビルことマット・マードックだったと言えよう。
脚本家がデアデビルの登場について語る
『ノー・ウェイ・ホーム』にピーターの弁護士として登場したマット・マードックを演じたチャーリー・コックスは、Netflixで2015年〜2018年にかけて制作されたドラマ『デアデビル』でも主人公のマット・マードック/デアデビルを演じた人物。昨年12月、マーベルのケヴィン・ファイギ社長が米CinemaBlendとのインタビューで、MCUでもチャーリーがデアデビル役を続投することを認めていたが、出演する作品については言及しておらず、『ノー・ウェイ・ホーム』での登場はサプライズだった。
今回、『ノー・ウェイ・ホーム』の脚本を担当したクリス・マッケナとエリック・ソマーズの2人が、ポッドキャスト『 The Q&A with Jeff Goldsmith(原題)』に出演して、デアデビルの登場について語った。
「マット・マードックが出演すると分かった時には、『彼ならこれができるし、あれができるし、そうなったらクールだ。最高じゃないか?』と思いました」とエリックは語っている。
今回、マット・マードックはあくまで弁護士として登場し、デアデビルとして活躍することはなかったが、そうなった理由については「最終的には、僕らは多くのことを寄せ集めた上で、自分たちがフォーカスを置くものを維持しなければいけなかったのです」とエリック。「私たちにはできることがたくさんありましたが、ピーターやスパイダーマンのストーリーから気を逸らしてしまうようなことはしたくありませんでした」と語って、あくまでもピーター・パーカーやスパイダーマンを中心としたストーリーを描くことに注力したと明かした。
『ノー・ウェイ・ホーム』に登場したことで、ついに正式にMCUに合流したデアデビル。彼が次にどの作品に出演するかは判明していないものの、ウォーマシーンことジェームズ・ローズを演じるドン・チードルが主演を務める来たるドラマ『アーマー・ウォーズ(原題)』や、ハルクことブルース・バナーのいとこである弁護士のジェニファー・ウォルターズの活躍を描くドラマ『シー・ハルク(原題)』などへの出演が噂されている。(フロントロウ編集部)