米ソニー、『マダム・ウェブ』でユニバースを拡大?
米ソニー・ピクチャーズは、トム・ハーディ主演『ヴェノム』シリーズや、ジャレッド・レト主演『モービウス』に続き、『スパイダーマン』ユニバースをさらに拡大していくようだ。
現在企画中の『マダム・ウェブ』は、1980年11月に刊行された『The Amazing Spider-Man #210』にて初登場した盲目の老女、マダム・ウェブを主人公にした映画。マダム・ウェブは重度の筋無力症と神経伝達の障害を患った盲目の老女で、移動や呼吸さえ難しいため、蜘蛛の巣のように張り巡らされた生命維持装置に身体を繋がれている。
霊視能力を持つ彼女は、ピーター・パーカーをスパイダーマンであるとすぐに見破り、これまで何度もスパイダーマンやスパイダーウーマン、そしてその仲間たちを助けて、重要な局面でサポートしてきた。
そんな役どころに、映画『フィフティ・シェイズ』シリーズで知られるダコタ・ジョンソンが出演交渉中であると、米Deadlineによって報じられた。
原作コミックでは盲目の老女だったマダム・ウェブをダコタが演じるとなると、おそらく原作とはまた違った物語になってくるはず。MCUでは近年女性ヒーローの活躍が目覚ましいが、ダコタの演じるマダム・ウェブも、同じように『スパイダーマン』ユニバースで活躍する女性ヒーローになっていくのだろうか。
映画『マダム・ウェブ』は、『ミストレス 愛人たちの秘密』のS・J・クラークソンがメガホンを取り、映画『モービウス』の、マット・サザマとバーク・シャープレスが脚本を担当する。(フロントロウ編集部)