『進撃の巨人』風ベンガルズvsラムズ
アメリカのナショナル・フットボール・リーグNFLの優勝決定戦であるスーパーボウルが2月13日に開催されるのを前に、1枚の画像が話題となっている。
2022年のスーパーボウル出場チーム決定をうけて、ツイッターフォロワー数約1,100万人を誇るスポーツニュースを専門とする米Bleacher Reportが公開した画像は…、明らかに日本のアニメ『進撃の巨人』をオマージュしている!
今年は、シンシナティ・ベンガルズが1989年以来33年ぶりにスーパーボウルに進出。『進撃の巨人』ファイナルシーズンのビジュアル画像を基にしたと見られる画像では、その快挙に大きく貢献したジョー・バロウが巨人となったエレンの代わりに描かれ、ジョーの勢いを表現している。
また、その前に立つライナーの代わりには、ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォードの背中が描かれた。
THE SUPER BOWL IS SET �
— Bleacher Report (@BleacherReport) January 31, 2022
Bengals vs. Rams
Final showdown of an unbelievable season pic.twitter.com/JlLso6waHf
NFL界隈で『進撃の巨人』が流行
2020年12月には、NFLのロサンゼルス・チャージャーズで活躍中のジョーイ・ボーサが、『進撃の巨人』で調査兵団が行なう敬礼、心臓の位置に右の拳を当てる心臓を捧げよ!のポーズを試合中に行ない、さらにはチャージャーズの公式ツイッターアカウントが、ジョーイとエレンの写真を並べて投稿。
ジョーイは米Sports Illustratedのインタビューで、チームメイトのエメケ・エグブレと一緒に『進撃の巨人』を楽しんでいると明かしていた。
ジョーイの行動が話題になった時には、かつては“オタク”なことだとされていたアニメ鑑賞をNFL選手たちも楽しみ、アニメがメインストリームの文化になりつつあることを驚く声がアメリカでもあがったが、ついにはスーパーボウル開催に際して画像が作られるほどに。
さらに、画像を投稿したBleacher Reportのツイートには6万を超えるいいねがついており、NFLを楽しむファンにはアニメを楽しんでいる人も少なくないことが感じられる。
スーパーボウルは高視聴率を誇ることから、各企業がその放送中に流れるCMにかける予算が超高額であることも有名で、これまで多くの名作CMが誕生してきた。『進撃の巨人』の人気を見ていると、もしかしたら、いつの日にか、アニメ映像で作られたスーパーボウルのCMが制作される日がくるかも?
(フロントロウ編集部)