米Huluオリジナルドラマ『The Dropout(ザ・ドロップアウト)』
“シリコンバレー最大の詐欺”とも呼ばれる米セラノスの創業者エリザベス・ホームズのキャリアとその没落を描く米Huluオリジナルドラマ『The Dropout(ザ・ドロップアウト)』の予告編が公開された。
3月3日に米Huluにて配信開始となるこのシリーズは、エリザベスの生涯における盛衰の様子を描いている。
エリザベス・ホームズは、スタンフォード大学在学中に少量の血液で200種類以上の血液検査を迅速かつ安価に出来るという触れ込みで医療ベンチャー企業セラノスを創業した若き女性実業家。19歳で同大学を中退した彼女は、ウォールマート一族などの大物を含む投資家たちから400億円以上の資金を集めて、一時は1兆円近い資産価値がある史上最年少の女性ビリオネアとも呼ばれていた。
しかし2015年、セラノスが主張していた技術は存在しないことがわかり、米経済誌Forbesの表紙まで飾ったエリザベスは、“DNA検査の寵児”から“詐欺師”へと転落。
そんな本作でエリザベス役を務めるのは、映画『マンマ・ミーア』シリーズや『マンク』、『レ・ミゼラブル』などで知られるアマンダ・サイフリッド。同作は、米ABCの記者レベッカ・ジャービスによる同名ポッドキャスト番組をもとに制作された。
現在本作は日本での配信は決定していないが、米Hulu作品はディズニープラスの「スター」で続々配信が決定しているため、続報に期待。(フロントロウ編集部)