オードリーの本当の姿を描く、長編ドキュメンタリー決定版
ファッションアイコンであり、美の概念を変えた圧倒的な存在感でスターとしての名声を得たオードリー・ヘプバーン。世界中から「愛された」彼女だが、実は実生活では愛される喜びを得られなかった…。
生涯をかけて「愛すること」を信じ、与えることを貫いた彼女が、今なお我々の中で生き続けるその理由が、新作ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』で解き明かされる。
このたび公開されたポスタービジュアルは、力強い眼差しで前を見つめるオードリーのアップが印象的。真っ白な背景に真っ赤なオードリーのリップが映える、目を引くデザインに仕上がっている。
さらに今回、オードリーと最初の夫メル・ファーラーの息子であるショーン・ヘプバーン・ファーラーから、長編ドキュメンタリー映画の公開を前にコメントが解禁となった。
オードリー・ヘプバーンの息子ショーン・ヘプバーン・ファーラーのコメント
ショーンは、「私が多くの人に紹介したいのは一人の女性としてのオードリーの姿です。みんなと同じように不安や疑心を持っている生身の人間としての姿です。オードリーは自分のことを美しい人や特別な人というふうに見たことはありません。だからこそ彼女は人一倍努力をし、いつでもプロフェッショナルであり、みんなに優しい人でした」と語り、本作を通してオードリーの素顔を知ってほしいとアピール。
さらに、母オードリーの歩んできた人生を描く本作を「この素晴らしい作品はドキュメンタリー以上にオードリーの真実に迫り、伝記以上にオードリーの生涯を綴る、信念と愛情と思いやりの話です。彼女が目一杯生きた人生の話なのです」と本作を大絶賛。
また、「この作品はオードリー・ヘプバーンを語る上で欠かせない新たな『クラシック』になるでしょう。優しさと愛情はなによりも勝るという安心感を求めたい時、人々は雨が降る日曜の午後にふとオードリーの作品を観返すのと同じように、きっとこの作品を何度も観たくなることでしょう」と、太鼓判を押した。
本作には、リチャード・ドレイファスやピーター・ボクダノヴィッチ監督ら俳優時代の仲間、そして息子や孫、家族ぐるみの友人など、プライベートに迫るインタビュー映像がふんだんに盛り込まれており、愛情と寛容の力の証として存在する、極めて特別なひとりの女性の姿が、鮮やかにスクリーンに映し出されている。
ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』は、5月6日より全国公開。(フロントロウ編集部)