96歳のディック・ヴァン・ダイクが歌って踊る
映画『チキ・チキ・バン・バン』や『メリー・ポピンズ』、そして『メリー・ポピンズ リターンズ』などで知られるディック・ヴァン・ダイクが、妻でメイクアップアーティストのアーリーン・シルバーがボーカルを務めるバンドArlene & the Vantastixのミュージックビデオに出演した。
Arlene & the Vantastixは今回、ドリス・デイが1958年にリリースしたシングル「Everybody Loves a Lover」をカバー。
ディックは今年で97歳だが、ビデオのなかで見事な歌声とダンスを披露した。その合間には、彼らしくお茶目に石像のお尻を隠す様子なども。
彼の名前を一躍世界的にした、名優ジュリー・アンドリュースとの共演作『メリー・ポピンズ』の「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Supercalifragilisticexpialidocious)」や、サリー・アン・ハウズと共演した『チキ・チキ・バン・バン』の「チキ・チキ・バン・バン(Chitty Chitty Bang Bang)」などは、あまりに有名だが、96歳となった今でも実力は健在。
54年ぶりとなる『メリー・ポピンズ』の続編『メリー・ポピンズ リターンズ』が2018年に全英公開された時にも、彼のカメオ出演やダンス、歌声は観客を驚かせ、彼の演技を現場で見ていた監督のロブ・マーシャルを含むスタッフたちは、感極まってしまったという逸話もある。
そしてこのミュージックビデオを見るかぎり、ディックはまだまだ元気。プライベートでも妻のアーリーンと歌と踊りを楽しんでいるのが想像できる。
ちなみに彼とアイリーンは、インスタグラムもTikTokも利用しており、その若さの秘訣はいろいろなことを楽しむ姿勢かも?
(フロントロウ編集部)