カーディ・Bがロシア・ウクライナ危機について持論を展開
ツイッターでファンからロシア・ウクライナ危機についてどう思うか聞かれたラッパーのカーディ・Bが、世界の指導者たちは戦争や制裁、侵略に力を注ぐべきではないという持論を展開した。
「世界の指導者たちが権力に惑わされず、世界全体が危機に瀕していることやそれによって影響を受ける人たち(=市民)のことを真剣に考えることを願う。戦争、制裁、侵略はこれらの指導者たちが最後に心配するべきこと」
Wish these world leaders stop tripping about power and really think about whose really getting affected (citizens) besides the whole world is in a crisis.War,sanctions,invasions should be the last thing these leaders should worry about. https://t.co/25qemEtzF9
— Cardi B (@iamcardib) February 22, 2022
続けて、先ほどのツイートはカーディ本人によるものではないと推測する声を受けて、“証拠”の動画を投稿。「私のスマホはハッキングされてない。さっきのは本当に私だよ。本当はもっと言いたいことがあるけど、立場上、私には大きな発信力があるから、正しいことを言わなければ殺されるかもしれない」としたうえで、「結局のところ、世界は今危機に直面してる。私はNATOの側でもなく、ロシアの側でもなく、市民の側にいる」とこの問題に関する自身の見解を述べた。
It’s me https://t.co/jZaSrUwMWH pic.twitter.com/4QQ8hKygMw
— Cardi B (@iamcardib) February 22, 2022
また、カーディは「このインフレは、アメリカだけでなく世界中のいたるところで起こってる。景気を回復させるのは本当に大変なことだと思う。今、世界的な物流停滞が起きていて、中国も何もしないから色んなものが遅れてるし、物資も行き渡っていない。今回の件で余計にややこしくなってマジで迷惑してる。とにかく、世界の指導者たちが論理的な結論に達することを心から願ってる」とも語っている。
ちなみに、自称「政治オタク」で過去にジョー・バイデン米大統領と対談を行なったこともあるカーディは、これまで人気ラッパーという地位を利用してたびたび政治的な発言をしてきたが、そのたびに批判されることに嫌気が差し、ここ最近は政治問題に言及するのをできるだけ避けていることを明かしている。(フロントロウ編集部)