アンジェリーナ・ジョリーがウクライナ危機について投稿
俳優としてMCU映画『エターナルズ』などへの出演で知られ、 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使も務めているアンジェリーナ・ジョリーが、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まったことを受けてインスタグラムを更新。ウクライナの人々に思いを馳せた。
アンジェリーナは国連難民高等弁務官事務所による声明へのリンクをインスタグラムのプロフィール欄に貼ってシェアした上で、「多くの皆さんと同じように、私もウクライナの方々のために祈りを捧げています」と自身の声明を始めて、現在は国連難民高等弁務官事務所と協力して現地の人々の安全確保のために動いているところだとして、次のように続けた。
「私や国連難民高等弁務官事務所の同僚たちは、当該の地域からの立ち退きを余儀なくされた方々や、難民の方々の保護や基本的な人権を保障するために全力を注ぐことに注力しています。既に、死傷者についての報道や、身の安全のために自宅から避難を始めているという報道を目にしています。これから起きることを知るには時期尚早ですが、ウクライナの人々にとっても、国際法の支配という点においても、この瞬間がいかに重要であるかは誇張できないほどです」
「急速に悪化している状況や、ウクライナにおいて進行中の軍事作戦について深刻な懸念を抱いています。民間人への人道的な影響は計り知れないものになるでしょう。戦争に勝者など存在せず、あるのは、数え切れないほどの命が引き裂かれることです」と、アンジェリーナもプロフィール欄にシェアした国連難民高等弁務官事務所の声明には記されている。
国連難民高等弁務官事務所は現在、国連やウクライナの団体、近隣諸国の政府と協力して、可能な限りの人道的な支援を届けられるよう準備しているという。声明は次のように締め括られている。「私たちは、ウクライナと当該の地域で影響を受けたすべての人々に対する支援に引き続き取り組んでいきます」。(フロントロウ編集部)