ミラ・ジョヴォヴィッチがロシアによるウクライナへの侵攻に声明
現地時間2月24日にロシアがウクライナに侵攻を開始したことを受けて、両国にルーツを持つ俳優のミラ・ジョヴォヴィッチがインスタグラムに声明を発表した。
コソヴォ出身のセルビア人である父親とロシア人の母親のもとに、当時ソビエト連邦だった現ウクライナのキエフで生まれたミラは、「私の生まれ故郷であるウクライナで今週できた出来事に心を痛め、ショックを受けながらこれを理解しようとしています。私の国とその人々が爆撃を受けています。友人や家族たちは身を潜めています」と声明を始めている。
「私はロシアとウクライナにルーツがあり、両方の血が流れています。国が破壊され、家族たちが場所を追われ、彼らの人生が焦げた破片となって周囲に横たわっているという恐怖に、私は心が2つに引き裂かれています」。
「父の故郷である旧ユーゴスラビアで起きた戦争や、家族が経験したというトラウマや恐怖を思い出します」とミラは続けている。「戦争。いつだって戦争なのです。指導者たちは平和をもたらすことができません。終わることのない、帝国主義という絶対的な力。そしていつだって、人々が血や涙で代償を払うことになるのです」。
ミラはインスタグラムのプロフィール欄も併せて更新。ウクライナ人道基金や、ウクライナの軍隊にいるLGBTQ+の人々を支援するためのサイトなどへのリンクを紹介して、寄付を呼びかけた。(フロントロウ編集部)