ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、かつて実写映画『パディントン』シリーズのウクライナ版吹き替えでパディントン役の声優を務めていた経歴が話題になっている。(フロントロウ編集部)

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の経歴が話題に

 2019年に当選したウクライナの現大統領を務めるウォロディミル・ゼレンスキー氏は、大統領になる以前は政治家の経験がなく、コメディアンとして活躍していたことで知られる。ウクライナでは知らない人はいないほどの人気コメディアンだったゼレンスキー氏だが、ロシアによるウクライナ侵攻が止まらないなか、大統領のかつての経歴が再び話題になっている。

画像: ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の経歴が話題に

 今回、アメリカの映画サイトThe Black Listの創設者であるフランクリン・レオナルドによるツイートがきっかけとなり、ゼレンスキー氏がかつて、2014年に公開された実写映画『パディントン』と2017年に公開されたその続編『パディントン2』のウクライナ版で、主人公であるパディントンの声優を務めていたことが話題に。

 フランクリンは「(信憑性が)確認されました。ウォロディミル・ゼレンスキーはパディントンのウクライナ版の声優です」とツイートした。

 このツイートが拡散されて大きな話題になり、ゼレンスキー氏がパディントンの声優だったというニュースが駆け巡ると、実写版『パディントン』シリーズで、パディントンが暮らすブラウン一家の父親であるヘンリー・ブラウンを演じたヒュー・ボネヴィルもこのニュースにリアクション。

 ツイッターのユーザー名にウクライナの国旗を追加するなど、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐってウクライナへの支持を表明しているヒューは、「今日まで、ウクライナでパディトンの声優を務めてくれた人物のことを知らなかった。個人的に感謝しています、ゼレンスキー大統領」とツイートし、ゼレンスキー氏への感謝を綴った。

 テレビドラマ『Servant of the People(意味:国民のしもべ)』で大統領役を演じて、そのまま現実の大統領選でも当選を勝ち取ったゼレンスキー大統領は、そのコメディアンとしてのキャリアのなかで、2006年にダンス番組『Dancing with the Stars(原題)』のウクライナ版で優勝した経歴も持っている。(フロントロウ編集部)

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