ベサニー・フランケルによる非営利団体が、ウクライナ避難民へ救援物資を届けている。(フロントロウ編集部)

ベサニー・フランケル、ウクライナの避難民を支援

 アメリカのリアリティ番組『ザ・リアル・ハウスワイヴズ』のニューヨーク版で有名なベサニー・フランケルが、ロシアに侵攻されているウクライナから国外脱出したウクライナ避難民への支援物資を、約11億円分届けた。

 彼女の非営利団体BStrongによると、すでに倉庫に約18億円分の支援物資があり、ブランケットや寝袋、トイレ用品、水や発電機などが含まれるという。

 支援物資は、ウクライナの隣国であり、避難民キャンプがあるポーランドへ届けられる。

 「これらの物資は、避難した時に人々が今すぐに必要とするものです。本当に基本的に必要なものです」と米Peopleに語るベサニーは、さらに、支援物資の発送は団体が計画している支援活動のはじまりにすぎないと話す。

 「私たちは寄付を集めています。現在は600万ドル以上が集まっています。そして、どれだけ効率的に運送するかも問題です。なので、まだ第一陣が送られたにすぎません。いつもは複数回の運送をしています。今回に関しては、6カ月から1年かかることもあり得ます。状況によります。まだ最善策を探っています」

 国連は、ロシアからの侵攻を受けてウクライナから最大500万人が国外へ避難すると推計しており、そのなかでもポーランドへ行く人が最も多いだろうと見ている。

 世界への影響は大きく、そして長引くと予想されるロシアのウクライナ侵攻。ベサニーは、「ニュースで取りあげられなくなった時、私たちはまだミッションをこなしているでしょう。そこへ行くことはできません。最後までやらなければ、責任を負えません。救援物資や特定の災害支援基金への寄付はすべて配分されなくてはいけません。長期戦です。1つやれば終わりというものではないのです」と話した。

 ウクライナの支援については、在日ウクライナ大使館、国連UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、ユニセフなどが寄付を受けつけている。

(フロントロウ編集部)

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