『ブレット・トレイン』予告編がついに公開
伊坂幸太郎による小説『マリアビートル』を原作としたハリウッドアクション大作『ブレット・トレイン』の予告編がついに公開。
本作の主演はブラッド・ピットで、さらに、サンドラ・ブロック、ジョーイ・キング、福原かれん、真田広之、ブライアン・タイリー・ヘンリーなど、数多くのスター俳優が出演する。
映画版では日本の超高速鉄道の電車内を舞台に、ブリーフケースを回収する任務についた殺し屋が、電車に乗り合わせていた他の殺し屋たちと死闘を繰り広げるアクション超大作となっている。
アクション映画でも撮影現場は和気あいあい
予告編からも分かるとおり、本作の勢いはかなりのもの。
スタントコーディネーターのグレッグ・レメンターは過去に、「ここまで多くの有名な俳優たちが集まるなかで、その全員が私たちのトレーニングにおける身体的動きを完璧にこなせるなんてことはこれまでにあったかな」と話しており、俳優たちが自らこなしたアクションも素晴らしい仕上がりとなっている。
しかし、撮影現場では温かな雰囲気が流れていたよう。
『ダークナイト ライジング』の若き日のタリア・アル・グール役や、『キスから始まるものがたり』の主役などで知られるジョーイ・キングは、まだ22歳。
ジョーイと、共演者のブライアン・タイリー・ヘンリーの2ショット写真。
子役として活動してきた彼女のキャリアは長いとはいえ、有名俳優やスタッフがそろった本作の撮影初日には緊張していたそうで、デヴィッド・リーチ監督やブラッドといった業界の先輩たちが気持ちの面でサポートしてくれたと、米Colliderのインタビューで明かした。
「演技の仕事を長いことやってきましたが、この映画ではすごい大物たちと一緒になって、デヴィッド・リーチが監督で、私は『やあ』って感じで撮影現場に行きましたよ。学校に初めて行く日の子供のような気分でした。『演技のことは何も知らないので、ここに来るのがすごく楽しみでした』って感じで(笑)。
でも、監督は私をとても安心させてくれたし、ブラッドもそうでした。みんなが、『ノー。学校初日じゃないよ。君は素晴らしいことをするさ』って感じで、私は、『ああ。みんな、ありがとう』と思いました」
ブラッドや監督などからすれば、ジョーイは子供世代。彼女のことを親のように気づかう先輩俳優たちの姿が想像できるエピソードとなった。
そしてジョーイもまた、本作のアクションを絶賛しており、「ブラッドはアクションのキングなので、この映画を見るのが待ちきれません。私たちが撮影したものも、私が見たものも、とてもかっこ良かったからです。本当に信じられないくらい、かっこ良いですよ」と、太鼓判を押した。
『ブレット・トレイン』は2022年内に劇場公開予定。
(フロントロウ編集部)