スカーレット・ヨハンソンによるスキンケアブランドが誕生
MCUのヒーロー、ブラック・ウィドウ役として知られる俳優のスカーレット・ヨハンソン。
2019年に公開された映画『マリッジ・ストーリー』や『ジョジョ・ラビット』では、アカデミー賞・英国アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたほか、ロレアル・パリやドルチェ&ガッバーナのフレグランス「The One」など大手ビューティーブランドの広告塔を務めるなど幅広い分野で活躍している。
そんなハリウッドをリードし続けるスカーレットが、ついに自身が手がけるスキンケアブランド「ザ・アウトセット(The Outset)」を正式にローンチ。
2021年6月、美容&ファッション業界で活躍するケイト・フォスターとパートナーを組み、共同設立者としてビューティブランドを立ち上げることが明らかになったスカーレット。今回お披露目する「ザ・アウトセット」は、約5年の歳月をかけて開発されたとされ、先日3月1日に公式サイトや公式SNSアカウントが発足したことで、ようやくその全貌が明らかになった。
待望のスキンケアコレクションには、クレンザー、セラム、モイスチャライザー、ナイトクリーム、アイクリームの5つの製品がラインナップ。白の容器に青文字で製品名が書かれているシンプルかつ洗練されたパッケージデザインで、どれも毎日のスキンケアに必要なものだけを取り揃えたミニマルな構成になっている。
もちろん、スキンケア成分にもこだわっており、スカーレットは「スキンケア製品の開発をはじめて、自分がどれだけ有害なものをたくさん顔に塗っていたかに気づきました。それは、私自身にとっても地球にとっても有害なものでした」と米Instyleでコメント。そのため、ザ・アウトセットの製品にはパラベン、硫酸塩、フタル酸エステル、香料などが含まれていないほか、グルテンとナッツの両方のアレルゲンも含まないと説明する。
また動物実験は行っていないほか、自然環境への負担を考え、ガラス、バイオ樹脂などリサイクル可能な素材で作られたエコな容器を採用。さらに、年間売上高の1%を環境保護を目的とするNPO団体に寄付することも約束している。
価格については、32ドル〜54ドルと比較的手が届きやすい値段で、現在はザ・アウトセットの公式サイトでのみ取り扱っているが、今後はセフォラでも展開する予定だという。
ちなみに、昨今、ビューティーブランドを立ち上げるセレブが相次いでおり、すでに大成功しているカイリー・ジェンナーのKylie Cosmetics(カイリー・コスメティクス)やリアーナのFenty Beauty(フェンティ・ビューティー)、セレーナ・ゴメスのRare Beauty(レア・ビューティー)に加え、ジェニファー・ロペスやアリアナ・グランデといった新たな面々もコスメ市場に参入するなど、さらなる盛り上がりを見せている。(フロントロウ編集部)