俳優のタロン・エジャトンが、イギリス・ロンドンで幕開けたミュージカル『コック』の初日に舞台上で失神した。(フロントロウ編集部)

タロンが出演するミュージカル『コック』が幕開け

 映画『フッド: ザ・ビギニング』や『キングスマン』シリーズに出演し、エルトン・ジョンの半生を描いた『ロケットマン』では、ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞したタロン・エジェトンは、『コック(Cock)』というミュージカルに出演中。

画像: タロンが出演するミュージカル『コック』が幕開け

 今回タロンが出演しているミュージカル『コック』は、ジョナサン・ベイリー演じるジョンが、タロン演じるMと長年交際しているにもかかわらず、理想の女性かもしれない人物に出会うことで、自分のセクシャリティと自らに課したレッテルに疑問を持つようになる姿を描いている。

 3月5日にイギリス・ロンドンのアンバサダーズ・シアターで初演を迎えるも、タロンが失神するというハプニングが発生。英Independentによると、タロンが舞台上で失神するとミュージカルは中止となり、客席にいた医師が彼のことを助けたという。その後、40 分の中断を経て演出家のマリアンヌ・エリオットがステージに現れると、タロンは大丈夫だということを観客に伝え、最後の15分間はキャストであるジョエル・ハーパー・ジャクソンが代役を務めたそう。

 騒動の翌日、タロンはインスタグラムのストーリーズを更新。そして「ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今夜の『コック』の初回公演で気絶してしまいました。私はとても元気です。少し首が痛いのと、自我が傷ついたけど、元気です」とジョークを交えてコメントし、自分は大丈夫だと伝えると、代役をしてくれたジョエルに「劇の最後の部分を担当してくれたジョエル・ハーパー・ジャクソンにお礼を言いたいです。ジョエルは素晴らしい俳優であり、素敵な人です。ありがとう、ジョエル」と感謝の気持ちを伝えた。

 タロンはすっかり元気になったようで、3月7日の公演で復帰予定。タロンが出演するミュージカル『コック』は、6月4日まで続く。(フロントロウ編集部)

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