スタントはほとんど自分で行なう!ジェイソン・ステイサム
ジェイソン・ステイサムは、映画『トランスポーター』シリーズや『ワイルド・スピード』シリーズをはじめ、数々のアクション大作で活躍しているイギリス出身の人気俳優。彼は危険なスタントシーンもほぼ自らこなすことで知られており、CGを多用するスーパーヒーロー映画への出演には興味がないとまで言い切っている。
そんな彼の代表作の一つでもあるのが、シルヴェスター・スタローンやドルフ・ラングレン、ジェット・リー、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーなどの俳優たちと夢の共演を果たした『エクスペンタブルズ』シリーズ。
本シリーズは非常に危険な撮影が行なわれることで有名で、主演のシルヴェスターは歯や首の骨を折るなどの重傷を負っている。
そんななか、リー・クリスマス役を務めたジェイソンも、死を覚悟するような瞬間があったという。
ジェイソン・ステイサムが「死に直面」した瞬間
そのハプニングは、2014年に公開された第3作目の『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』で発生した。
シルヴェスターは英Mirrorとのインタビューで「彼(ジェイソン)は死に直面しました。3トントラックの試運転をしていて、ブレーキが利かなくなってしまったんです」と、衝撃のコメント。
しかしジェイソンは何とかハンドルを切ってトラックのまま海にダイブ。幸いなことに、ドアは外されていたため、ジェイソンは何とか脱出し、事なきを得たという。その映像がコチラ。その場が一瞬で騒然とし、凍りつく人の姿も映し出されている。
シルヴェスターはその時のことについて、「他の誰かがそのトラックに乗っていたら、みんな重いブーツとガンベルトを身に着けていたので、死んでいたでしょう。ですが、ジェイソンはオリンピック級のダイバーであるため、そこから抜け出すことができました」と語っている。
ちなみにジェイソンは俳優になる前は水泳の飛込競技の元選手で、イギリス代表チームに所属していたため、水泳は得意。とはいえ、トラックごと海にダイブするのは、さぞ恐ろしかったことだろう。(フロントロウ編集部)