主演女優賞にノミネートされていたクリステン
36歳という若さで急逝したイギリス王室のダイアナ妃の“人生の転機”を描く作品として、期待と注目を集めている映画『スペンサー』で、ダイアナ妃を演じてそっくりと話題になったクリステン・スチュワートは、ロサンゼルスで開催されたアカデミー賞の前哨戦である放送映画批評家協会賞(Critics Choice Awards)で、主演女優賞にノミネートされていたため、授賞式に参加。
残念ながら放送映画批評家協会賞の主演女優賞は、『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャステインが受賞することになったが、クリステンは今回の式典で大きな一歩を踏み出した。
それは、婚約者のディラン・マイヤーと一緒にレッドカーペットデビューを果たしたということ。長年の友人だったクリステンとディランは、2019年から交際をスタートし、2021年に婚約したことを発表。
これまで2ショットはパパラッチによるものか、ディランのインスタグラムのみだったが、先日行なわれた、アカデミー賞にノミネートされた人だけが参加できるランチ会とThe Hollywood Reporterが主催したノミニーズ・ナイト・パーティーで公の場に揃って初登場。
そして今回の放送映画批評家協会賞では、初めてレッドカーペットデビューを果たした。
普段はシャネル(Chanel)の衣装が多いクリステンだが、珍しくドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)のドレスを着用。一方のディランはクリステンよりカジュアルな装いで、足元はシャネルのローファーをセット。
当然のことながら、クリステンとディランは会場内でも隣同士。顔を寄せ合ってポーズを決める場面も目撃された。
ちなみにアカデミー賞にもノミネートされているクリステンは、Gold Derbyのインタビューで「今年のアカデミー賞は行くかもしれません」と明かし、「1度だけ行ったことがあるんですよ、1年前にプレゼンターを務めたのです。あの席に座ると、度肝を抜かれます。プレゼンターとしてでなくとも、ただその場にいてショーを見ているだけでも、なんというありえない部屋なのだろうと思います。たとえ言葉を失うようなことがあっても、ステージの上からだろうが下からだろうがその空間を共有できることに興奮を覚えます。あのエネルギーを味わうのを楽しみにしています。私が生涯をかけて尊敬してきた人たちばかりの部屋です。だから、とても楽しみなんです」と、アカデミー賞に出席する意気込みを語った。(フロントロウ編集部)