ドラマ『リバーデイル』のベティ役でおなじみの俳優リリ・ラインハートが、「夏に向けてダイエット」が浸透する世の中に苦言を呈した。(フロントロウ編集部)

リリ・ラインハート、サマーボディは「有害」

 ドラマ『リバーデイル』のベティ役でブレイクした俳優のリリ・ラインハートが、わざわざダイエットをしたり、何かを我慢したりしてまで“夏仕様のカラダ”を手に入れる必要はないと自身のツイッターを通じて訴えた。

 「自分自身への、そしてすべての人へのリマインダー。クロップトップ(※短い丈のトップス)を着るのに、平らなお腹や完ぺきに引き締まったお腹は必要ありません。こうした“サマーボディ”のトレンドは有害です。どんな体形であろうとあなたの体は夏を迎える準備ができています。そんなことのために何かを楽しむのをやめないでください」

 リリが言うサマーボディとは、夏服や水着がサマになる体形にことで、サマーボディを手に入れるためにダイエットをする人も多い。日本でも「夏に向けてダイエット」という風潮がかなり浸透しているが、リリは特定の体形だけが夏にふさわしいということはないとバッサリ。

画像: リリ・ラインハート、サマーボディは「有害」

 自分の体形に自信が持てず深く悩んでいた過去を持つリリは、今年1月にも、「ありのままの姿でいることが心地良いと思えないのはすごく辛い。自分の体が変化することで裏切られたような気分。鏡を見ながら、自分の“あるべき姿”を確認するために、全身に力を入れて(お腹などを)引っ込めたこともある。サンプルサイズじゃないと不都合な業界で、私はどんな姿でいることを期待されているんだろう。何億人もの人が自分の体形や見た目を気にしていると思うと胸が痛む。(特定の体形だけが賛美される)今の世の中のシステムは完全に破綻してると思う。人類はどこかでこのシステムを狂わせてしまった。自分の体についてこんな風に有害な考え方をするのは私だけじゃない。むしろ、この感覚が多くの人に理解されることが悲しい」と、ボディイメージの問題に苦しんでいることを自身のインスタグラムで明かしている。(フロントロウ編集部)

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