ビヨンセがオスカーに初ノミネート
いよいよ3月27日（日本時間3月28日）に開催される第94回アカデミー賞授賞式。2022年のアカデミー賞の最多ノミネートは、11部門でノミネートを果たしたジェーン・カンピオン監督によるベネディクト・カンバーバッチ主演のNetflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』。
映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』より
そして日本からは濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞のほか、作品賞、監督賞、脚色賞にノミネート。アカデミー賞で日本映画が作品賞にノミネートされるのは、史上初のこと。
そんなアカデミー賞に意外にも初ノミネートされたのが、シンガーのビヨンセ。今回ビヨンセは、ウィル・スミスが主演を務める映画『ドリームプラン』の主題歌「Be Alive」でノミネートしており、『ミラベルと魔法だらけの家』の主題歌であるセバスチャン・ヤトラの「Dos Oru guitas」、『ベルファスト』の主題歌であるヴァン・モリソンの「Down to Joy」、『フォー・グッド・デイズ』の主題歌であるリーバ・マッキンタイアの「Somehow You Do」、『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌であるビリー・アイリッシュの「No Time To Die」と歌曲賞を争う。
そして今回初ノミネートされたビヨンセは、アカデミー賞授賞式でパフォーマンスを行なうことが決定。一般的にノミネートされた人はアカデミー賞授賞式の会場でパフォーマンスを行なうが、ビヨンセは前代未聞の場所から歌うことを計画していると米Varietyが報じた。
その場所とは、劇中でヴィーナス・ウィリアムズとセリーナ・ウィリアムズ、そして彼女たちのコーチを務めた父リチャード・ウィリアムズが練習に励んだ、カリフォルニア州コンプトンのテニスコート。
ビヨンセは『ドリームプラン』のモチーフにもなった3人の思い出の場所でパフォーマンスを行なうという、粋な演出を見せるとウワサされている。
ビヨンセがアカデミー賞授賞式で「Be Alive」をテニスコートでパフォーマンスするのかは、ウワサの段階。日本では時間3月28日にWOWOWで放送されるので、アカデミー賞授賞式を是非チェックしてみて。
（フロントロウ編集部）
