ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』が今年の第94回アカデミー賞授賞式で長編アニメーション映画賞を受賞。スピーチの中で、制作陣たちが多様性を祝福した。(フロントロウ編集部)

『ミラベルと魔法だらけの家』がアカデミー賞の長編アニメーション映画賞を受賞

 日本時間3月28日にロサンゼルスのドルビーシアターで開催されている第94回アカデミー賞授賞式で、ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』が、『FLEE フリー』や『あの夏のルカ』、『ミッチェル家とマシンの反乱』、『ラーヤと龍の王国』をしのいで今年の長編アニメーション映画賞を受賞した。

 ディズニーは第92回アカデミー賞にて『トイ・ストーリー4』で、第93回アカデミー賞にて『ソウルフル・ワールド』で長編アニメーション映画賞を受賞しており、今回、3年連続でディズニー作品が同賞を受賞することとなった。

 プロデューサーを務めたイベット・メリノは、受賞スピーチの中で『ミラベルと魔法だらけの家』がいかに多様性を中心に据えて描いたものになっているかに言及。「美しい多様なキャラクターたちを中心に据えた映画の一部であることを誇りに思います。あらゆる場所にいる人々が、この映画の中に自分たちの姿を見ることができます」とスピーチし、同作で多様性を描いたことへの誇りを語った。

 また、共同で監督を務めたジャレド・ブッシュは、スピーチの中で同作の舞台となったコロンビアのコミュニティに言及。「コロンビアという国や、素晴らしいキャストたちに感謝しなければなりません。これはファミリーについての映画であり、私たちのファミリーなしでは、ここにいることはなかったでしょう」と、同作に携わった人々への感謝を語った。(フロントロウ編集部)

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