今年のグラミー賞アイメイクトレンドは?
日本時間4月4日にスタートした第64回グラミー賞授賞式のレッドカーペットでは、多くのセレブが集結。昨年と違い、アメリカではワクチン接種の浸透とともに次々とマスク着用の義務が解除されたこともあり、グラミー賞授賞式ではマスクなしで楽しむセレブたちの様子が見られた。
とはいえ、セレブたちの間では依然として目元にフォーカスしたメイクの人気が高く、なかでも今年は目尻をキュッとはね上げた「キャットアイライン」を主役にしたアイメイクがトレンドの様子。そんな2022年グラミー賞授賞式を彩った、セレブたちの華やかパーティメイクをご紹介。
オリヴィア・ロドリゴ
第64回グラミー賞で最優秀新人賞を含む3部門を受賞したシンガーのオリヴィア・ロドリゴは、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)のブラックドレスに合わせて、ピンクのアイシャドウに長めのキャットアイラインで存在感のある目元に。ピンクリップが、パンキッシュながらキュートなアクセントとなっている。
今回のメイクには、オリヴィアのお気に入りでミレニアル世代からも絶大な人気を誇る、NY発のコスメブランド「グロッシアー(Glossier)」を使用。
DJミリー
DJ、モデルとして活躍するDJミリーは、ニュートラルなアイシャドウに太めのグラフィックアイラインを合わせて、遊び心をプラス。下まぶたの目尻にも細めのアイラインを引くことでバランスの良い仕上がりに。チークやリップはヌードカラーで統一して、主役の目元を引き立てて。
レディー・ガガ
第64回グラミー賞でトニー・ベネットとの最新共作アルバム「ラヴ・フォー・セール」がグラミー賞2部門を受賞したシンガーのレディー・ガガは、ヌーディカラーのアイシャドウに太めのキャットアイラインでグラマラスな眼差しに。さらに下まぶたの粘膜に引いた白いアイラインが、より目元の印象を高めている。
ちなみに、担当メイクアップアーティストのサラ・タンノいわく、アイラインにはレディー・ガガが手がけるコスメブランドHaus Laboratoriesの「リキッドアイライナー」、リップには「ル モンスター マット リップクレヨン」を使用しているという。
メーガン・ジー・スタリオン
第64回グラミー賞でプレゼンターを務めたラッパーのメーガン・ジー・スタリオンは、目力200%アップのスモーキーなキャットアイラインを実践。アイホールから目尻に向かって「くの字」のように描いたアイライン、リップラインを強調したベージュリップが、90年代のスーパーモデルを彷彿とさせる。
彼女を担当するメイクアップアーティストのローレン・チャイルドによると、今回のメイクはすべてレブロン(REVLON)のコスメで仕上げているそう。
ホールジー
シンガーのホールジーは、あえて定番の黒アイライナーを使わず、赤みのあるバーガンディのキャットアイラインで個性をアピール。さらに上下のまつげにマスカラをたっぷり塗って、 モードでかっこいいのに、どこか色気のある顔を演出。
今回のメイクには、ホールジーが2021年に立ち上げたコスメブランド「アバウト・フェイス(about-face)」のカラーアイライナーやリップを使用している模様。
ソフィア・カーソン
俳優でシンガーのソフィア・カーソンは、素肌に近いシアーなベースメイクに、上まぶたの中央から太めにはね上げたキャットアイラインを合わせて、キュートなのに色気も持ち合わせた愛されフェイスに。キリリと描かれた眉メイクとハンサムなオールバックハーフアップが絶妙なアクセントを添えている。
グラミー賞でセレブが披露したインパクト大のキャットアイライン。定番のブラック、ブラウンはもちろん、カラーアイライナーでもオシャレに決まるので、この春は描きやすいアイライナーを用意しておくことをお忘れなく。(フロントロウ編集部)