今年公開予定のハリー・スタイルズの2つの新作映画。ラブシーンも注目の本作だが、親と一緒に見るには気まずいかも…?(フロントロウ編集部)

ハリー・スタイルズの注目2作品

 シンガーとしてだけでなく、俳優としても引っ張りだこのハリー・スタイルズは、2022年に2つの注目作の公開を控えている。『ブックスマート』のオリヴィア・ワイルド監督による心理スリラー『Don’t Worry Darling(原題)』と、ベサン・ロバーツの小説をもとに男性同士の恋を描く『My Policeman(原題)』だ。

 『Don’t Worry Darling』は『ミッドサマー』のフローレンス・ピューが主演で、彼女が演じるのは専業主婦のアリス。その夫であるジャックとともに、ユートピアのようなコミュニティで暮らしている。しかしアリスは、彼の友人たちは何かを隠しているのではないかと疑い始める…というもの。ジャックがハリーの役どころ。

 『My Policeman』の主人公は高齢男性パトリックで、友人で元警察官のトムと彼の妻マリオンが暮らす家を訪ねた際、突如、40年前の出来事を思い出す。それはまだ同性愛が“違法”とされていた頃にパトリックが経験したトムとの情熱的な恋だった…というストーリーで、ハリーはトムを演じる。

 すでに公開されている『Don’t Worry Darling』のティーザー予告では、ハリーとフローレンスの情熱的なキスシーンを見ることができ、『My Policeman』の撮影現場ではハリーと、彼の妻であるマリオンを演じたエマ・コリンキスしている様子を目撃されてきた。また、本作にはハリーと、若きパトリック役のデヴィッド・ドーソンのラブシーンもあり、両作品のジャンルは違えどラブシーンも重要な展開となっている。

 そして先日、ハリーが英ラジオ放送Capital FMに出演した際に、“どちらの作品だったら親と一緒に見ても安全か”という話に。ハリーによると、どちらもオススメできないそう。

 「どっちも、あなたが両親と見られるかは分からないです。別の作品をもう1つ作らなくてはいけませんね(笑)」

 ハリーがそう話したのは、作品におけるラブシーンだけが理由ではないかもしれないが、とにもかくにも、両タイトルは親と見るには気まずい作品のよう。

 最近では、セックスシーンの撮影でも俳優たちの労働環境が最大限に守られるようになってきており、先日ネットフリックスで配信開始になった『ブリジャートン家』シーズン2では、“半分だけ膨らんだボール”を使用してセックスシーンの撮影が行なわれた。そのことについてラジオ司会者のローマン・ケンプが言及すると、ハリーはボールを使った撮影の経験はないと話し、「それは誰と一緒に働いているかや、状況によると思います」とコメント。

 しかし、ハリーもまた、両作品で良い共演者やスタッフに恵まれたそうで、「自分の経験から言えることは、一緒に働いた人たちとお互いに深く信頼できる関係性を築けたこと、そしてそれが最優先されたことは幸運なことでした」と振り返った。

(フロントロウ編集部)

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