エズラ・ミラーへの接近禁止令の申請が取り下げられる
現地時間3月27日の深夜、米・ハワイ州のヒロにあるカラオケバーで常連客が歌っていた際に興奮した様子で卑猥な言葉を叫び始めたとして、治安びん乱罪とハラスメント罪で逮捕された俳優のエズラ・ミラー。彼は保釈金500ドルを支払って釈放されたが、その直後、ハワイでエズラを滞在させていた夫婦を脅迫し、私物を盗んだ疑いがあるとして、夫婦から接近禁止令を申請された。
米Foxなどが入手した裁判文書によれば、判事は米現地時間4月11日、夫婦がエズラへの接近禁止令の取り下げを希望したとして、エズラへの接近禁止令の発令を取り下げたという。夫婦の弁護士を務めるウィリアム・ディーン氏は米現地時間4月12日、夫婦がなぜ申請を取り下げることにしたかについてはその理由を明かさなかったという。
また、エズラはハワイ州で交通違反をした容疑でも審問が開かれる予定になっている。エズラは治安びん乱罪とハラスメント罪で逮捕されるより前の現地時間3月19日に高速道路を妨害したとされており、警察が駆け付けた後でもなお、「非協力的で、その場を離れることを拒否し、側道を妨害し続けた」という。エズラは米現地時間4月26日に、この交通違反に関する審問と、治安びん乱罪とハラスメント罪で逮捕された件に関する審問が開かれる予定になっている。
エズラが逮捕されたことで、当然、彼の出演作にも大きな影響が出ている。エズラはクリーデンス役で出演している新作映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が公開を迎え、現地時間3月29日にイギリスのロンドンでワールドプレミアが開催されたが、彼は出席せず。また、彼がフラッシュ役で主演するDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の新作映画『The Flash(原題)』 の公開を予定していた米ワーナー・ブラザースとDCの重役たちが、彼の将来的な出演に関して「緊急会議」を開いたことも報じられている。(フロントロウ編集部)