毎年5月に開催されるファッションの祭典メットガラ。2022年のメットガラのドレスコードが決定した。(フロントロウ編集部)

メットガラが5月の第1月曜日に帰ってくる

 毎年5月の第1月曜日に開催される、ファッションの祭典メットガラ。新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年は中止、2021年は例年より約4ヵ月遅れで開催されたが、2022年は例年通り5月の1週目である5月2日(日本時間5月3日)にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されることが決定。

画像: メットガラが5月の第1月曜日に帰ってくる

 今回のメットガラは、昨年からの2部制となっており、2021年のテーマであった「In America:A Lexicon of Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッション辞典)」を引き継ぐように、「In America:Anthology of Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッションのアンソロジー)」というテーマで行なうと米Vogueが発表していたが、予定通りの開催となる。

 そんな「In America:Anthologyof Fashion(イン・アメリカ:アメリカのファッションのアンソロジー)」というテーマで行なわれる2022年のメットガラのドレスコードを米Vogue が発表。

2022年のドレスコードは金ぴか時代のニューヨークの壮大さ

 2022年のドレスコードは、金色の魅力とホワイトタイ。金ぴか時代のニューヨークの壮大さ、そして2つの矛盾を体現するよう出席者に求めている。

 ここで言う金ぴか時代とは、1870年~1900年にかけてアメリカで起こった、工業化と同時に社会改革や政治参加が盛んになった時代のこと。1873年にマーク・トウェインが南北戦争後のバブルに躍った人びとを風刺した『金メッキ時代』という本を出版し、「Gilded Age(金ぴか時代)」という言葉を作ったように、変革の時代であった。

 2022年のメットガラは、この時代のような華やかなスタイルが来場者に求められ、刺しゅうが施されたアイテムや、コルセットスタイル、ロンググローブ、そしてハイジュエリーなどを身につける人が多いと予想され、ゴージャスなスタイルが期待できそう。

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 2022年5月2日(日本時間5月3日)に開催されるファッションの祭典メットガラは、米Vogueの編集長であるアナ・ウィンター、デザイナーで映画監督のトム・フォード、インスタグラムの最高責任者であるアダム・モッセーリが名誉議長を務め、俳優のブレイク・ライブリーとライアン・レイノルズ夫妻に加え俳優のレジーナ・キング、そしてブロードウェイのスターであるリン=マニュエル・ミランダが共同ホストを担当する。(フロントロウ編集部)

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