ジョシュ・ブローリンがMCUサノス再演に意欲
2014年に公開された映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』から2019年の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで、MCU映画でアベンジャーズの宿敵であるサノスを演じた俳優のジョシュ・ブローリンが、米ラジオ番組『Jess Cagle Show(原題)』に出演して、自身が演じたサノスというキャラクターについて振り返った。
MCU映画にアベンジャーズの宿敵として登場したサノスは、インフィニティ・ストーンの力を使って全宇宙の生命の半分を消し去るという事件を起こし、アベンジャーズたちを大いに苦しめたシリーズ最恐の宿敵。『アベンジャーズ/エンドゲーム』にて、死闘の末に最後はロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマンによって倒された。
その後、サノスによって消されてしまった生命も無事に復活して、現在のMCU作品では『エンドゲーム』後の世界が描かれ始めているが、ジョシュは、今後もしもサノスの再演を持ちかけられるようなことがあれば、ぜひ出演したいとして、番組で次のように語った。
「彼らには彼らが懸念している自分たちの(ストーリーの)軌道があり、もし彼らが私に望むのであれば、間違いなく私は引き受けるでしょう」
サノスがアベンジャーズの宿敵として描かれるまでの経緯を語る
再演の可能性については、「彼らの考えは私には分からないので」と語り、あくまでも万が一そういう話があればだと強調したジョシュだが、番組では、「とても幸せでしたし、参加できたことをとても嬉しく思っています」と、MCUでサノスを演じられた喜びも改めて語っている。
「というのも、最初に自分が参加していた時に意図していたことではなかったからです」と続けて語ったジョシュによれば、サノス役の話を持ちかけられた当初は、アベンジャーズの宿敵として登場する予定ではなかったそう。
「サノスというキャラクターは、どちらかというとカメオ出演的に登場する予定だったのですが、彼らがこのキャラクターを相当気に入り、『もしこの男を実際に登場させたらどうなるだろう?』ということになったのです」とジョシュは語って、当初はカメオ出演的に少しだけ登場する予定だったものの、製作陣がサノスを気に入ったことで宿敵として描かれることになったと明かした。
ジョシュは、「彼らは、それまでは自分たちが創り出した作品に重要なヴィランがいるように思ったことがなかったところに、(サノスという)その存在を見つけたように感じたのです。そこから、2つの作品が生まれることになりました」と、サノスがきっかけとなって『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』の2部作が誕生することになったと続けて語り、「すごく楽しかったですね。とてもうまく機能したと思います」と振り返った。(フロントロウ編集部)