映画版『ウィキッド』の公開日が決定
日本でも劇団四季の演目にあることから人気が高いブロードウェイミュージカル『ウィキッド』は、映画『イン・ザ・ハイツ』や『クレイジー・リッチ!』で知られるジョン・M・チュウ監督により映画化されることが決定している。南の良い魔女グリンダ役にアリアナ・グランデが、西の悪い魔女エルファバ役にシンシア・エリヴォが抜擢され、歌唱力に定評がある2人が主演を務めることは大きな話題に。
これまで映画版『ウィキッド』についてはあまり情報がなかったものの、今回公開日が決定したことが監督のジョンから発表された。
『ウィキッド』は2部作になるようで、米Varietyによるとアメリカでは2024年12月25日と2025年12月25日に公開されるよう。
2部作になった理由は原作に忠実でいたかったから
ジョンは自身のインスタグラムで「昨年から準備を進めていくうちに、『ウィキッド』の物語に大きなダメージを与えることなく、1本の映画にまとめることは不可能になりました」と語りだすと、「曲を削ったり、登場人物を減らしたりしようとすると、長年にわたって私たちを楽しませてくれた原作に対しての致命的な妥協のように感じるようになったのです。そこで私たちは、より大きなキャンバスを手に入れ、『ウィキッド』を1作だけでなく2作作ることにしました」と2部作になった経緯を明かした。
そしてジョンは「シンシア、アリアナ、そして私、そしてすべてのキャストとクルーは、この映画を待ち望んでくれたすべてのファンのために(原作劇の)土台を尊重し、初めて見る人たちのためにダイナミックなキャラクターでいっぱいのスリリングでファンタジーな世界を提供することを誓います」と、ファンを裏切らない仕上がりになることを約束した。
(フロントロウ編集部)