自身が主催したアストロワールド・フェスティバルで10人が亡くなる悲劇が発生したトラヴィス・スコットが、ついに本格的に復帰を果たすことになった。(フロントロウ編集部)

トラヴィス・スコットが帰ってくる

 ラッパーのトラヴィス・スコットは、2021年11月5日に米テキサス州ヒューストンのNRGパークで自身が主催したアストロワールド・フェスティバルで10人が亡くなる悲劇が起きて以降、事実上活動を休止していた。

画像: トラヴィス・スコットが帰ってくる

 2022年に入り、徐々に活動再開に向けて動き出していたトラヴィスは、プライベートパーティーや、当初ヘッドライナーとして出演予定だったものの、ウワサされていたコーチェラ・フェスティバルのアフターパーティーで少しだけパフォーマンスしてきたが、表立ったパフォーマンスはしていなかった。

 そんなトラヴィスが、久しぶりにフェスに正式にブッキングされたことが発表された。

 トラヴィスの起用を発表したのは、南米で初めて行なわれるプリマヴェーラ・サウンドというフェス。スペイン発のプリマヴェーラ・サウンドは、過去にバルセロナで開催された際には20万人以上を動員したこともある人気フェス。トラヴィスは11月に開催される、ブラジル、アルゼンチン、チリ公演に参加することが正式に発表され、ヘッドライナーを任された。

 同フェスにはトラヴィス以外にも、ロードやジャック・ホワイト、ビョーク、チャーリーXCX、アークティック・モンキーズなどが出演する。

 先日開催されたコーチェラの会場付近には、ニューアルバム『UTOPIA』にまつわる広告を出していたトラヴィス。プリマヴェーラ・サウンドが11月が開催される11月まではあと数ヶ月あるため、実際の本格復帰ステージは別のイベントになる可能性はあるが、アストロワールドから約半年が経ち、トラヴィスが音楽界にカムバックする動きを見せている。(フロントロウ編集部)

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