ブレイク・ライブリーの“超プチプラネイル”に注目
ニューヨークのメトロポリタン美術館で行なわれる世界最大のファッションの祭典と言われるメットガラ(Met Gala)にて、夫で俳優のライアン・レイノルズとともに共同ホストを務めた俳優のブレイク・ライブリー。
当日は、Atelier Versace(アトリエ・ヴェルサーチェ)の1着で2つのルックを楽しめるドレスで登場。コッパ―ピンクの大きなリボンをほどくと、少し緑がかったブルーのトレーンが出現するという美しいサプライズを披露し、メットガラ会場の視線を釘付けにした。
なかでも注目を集めているのが、ロンググローブの下に隠された「ネイル」。
じつは、手袋の下に隠されて見えないネイルも気合十分のブレイク。スタイリストをつけず、自分でコーディネートを手がける筋金入りのファッショニスタで知られるブレイクらしく、指先にも当日のドレスにマッチしたミントグリーンとコッパーカラーの華やかなネイルが施されていた。
そして驚くことに、なんとこのネイルは、たった8ドルの「ネイルチップ」で作られているという。
長年ブレイクを担当するネイルアーティストのエル・ガースタインによると、この日、彼女のネイルに使用したのは、米ネイルブランドKISSNEWYORKのネイルチップ「ジェル ファンタジー(Gel Fantasy)」。
まるでジェルネイルのような質感のネイルチップで、貼るだけで簡単にサロン級のアートネイルを楽しめることで大人気のアイテム。エルは、このジェル ファンタジーのコレクションの中から、No.28のミントグリーン(Back It Up)をチョイス。
もちろんワンカラーでも素敵なネイルチップだけれど、そこはメットガラ。エルは、ブレイクのインスピレーションにもなった「自由の女神像」のようなアンティーク感を出すために、爪先にコッパーカラーのクロムパウダーをプラス。さらに、ブレイクのティアラとマッチしたストーンやクリスタルなどの装飾を加え、メットガラにふさわしい豪華絢爛なネイルデザインに仕上げた。
このネイルを思いついた経緯について、エルは「ブレイクのドレスは、ニューヨーク市の建築物からインスピレーションを得ているので、ネイルも同じようにしたかったんです」と米Peopleでコメント。
デザインについては、「爪の先端に施したクロムパウダーは、金ぴか時代を象徴するドーム型の窓を表現しており、ストーンやクリスタルはペンシルベニア駅の天井をイメージしています」と明かした。
手袋の下に隠されたブレイクの華やかなメットガラネイル。残念ながらブレイクが使用したNo.28は今のところ日本未発売だけれど、KISSNEWYORKは日本でも人気なので、今後日本でも購入できる可能性は充分にある。(フロントロウ編集部)