アンバー・ハード、日本滞在中の暴力沙汰を振り返る
俳優のジョニー・デップが元妻で同じく俳優のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判で、現地時間5月5日、前日に続いて再びアンバーが証言台に立ち、ジョニーから受けたとされる暴力の数々を振り返った。
アンバーがそのうちのひとつとして挙げたのは、ジョニーの主演映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のジャパンプレミアでの一件。数週間後に結婚式を控えていた2015年1月、日本で開催された映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のプレミアイベントに出席するために、彼と一緒に来日したアンバーは、滞在先の都内のホテルでジョニーと口論になったという。
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2015年1月に来日した際に空港で撮影されたジョニー・デップとアンバー・ハードの写真。
アンバーいわく、彼女の発言に気を悪くしたジョニーから暴力を振るわれたといい、「私が廊下に出ると、彼は私の腕を掴み、廊下の壁に私を叩きつけたのです。私は何とか彼の手を振りほどき、数歩歩いて、クローゼットの中に入りました。クローゼットの中に入ると、彼が私の髪をつかみました」と言うと、直後にジョニーから後頭部を殴られ、床に引きずり倒されたと主張。歩いているときに不意打ちで襲われたためうまく防御することができず、「フェアな攻撃ではなかった」と述べた。
続けて、「彼は私が嫌いだ、結婚したくない、もう終わりだと叫んでいました。私との結婚は間違いで、みんな私のことを嫌っていると。床に座って泣いたのを覚えています。心が折れそうになりました。私は彼と結婚したくてしょうがなかったんです」と語ったアンバーは、『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のプレミアイベントに出席するにあたって、顔や体など見えるところにアザや傷がないか“不安になった”とも明かした。
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『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のジャパンプレミアでに出席したジョニー・デップ。
ちなみに、アンバーとジョニーがプレミアイベントの前に喧嘩になったのはそれが初めてではないそうで、2013年にジョニーの主演映画『ローン・レンジャー』のプロモーションのために彼の娘リリー・ローズ・デップと息子ジャック・デップを連れてイギリスのロンドンに滞在していたときも、ホテルの部屋でジョニーが大声を上げる出来事があり、「隣の部屋にいる子供たちのことだけを考えていました。もし、聞こえていたらどうしようと。私は彼らに会ったばかりで、事情を知らずに悪く思われたり、嫌われたりするのが嫌だったんです」とアンバーはこの日の法廷で証言している。(フロントロウ編集部)