ヤング・サグやガンナら、ヒップホップ・レーベルのYSLレコーズに所属するラッパー28人が組織的犯罪の疑いがあるとして逮捕された。(フロントロウ編集部)

ヤング・サグやガンナらラッパー28人が逮捕される

 全米1位を獲得したドレイクらとのシングル「Way 2 Sexy」で知られるヤング・サグや、今年リリースしたサードアルバム『DS4Ever』で2作連続となる全米アルバムチャートの1位を獲得したガンナら、ヤング・サグのレーベルであるYSLレコーズに所属するラッパー28人が、組織的犯罪を取り締まる「RICO法」に違反した容疑で逮捕されたことが明らかになった。

画像: ヤング・サグ(左)と、彼が才能を見出して契約したガンナ(右)。

ヤング・サグ(左)と、彼が才能を見出して契約したガンナ(右)。

 米WSBTVの報道によれば、ヤング・サグらYSLレコーズの28人のラッパーたちは、56件の起訴状で起訴されたという。米WSBTVのレポーターであるマイケル・セイデンは56件の起訴状の内訳について、「RICO法に違反するために共謀した容疑や、殺人罪、武装強盗、ストリート・ギャングの活動に参加した容疑」などが含まれていると報じた。

 中でも、ヤング・サグにはストリート・ギャングに参加した容疑とRICO法に違反した容疑が、ガンナにはRICO法に違反しようと企てた容疑がかけられているという。具体的には、ヤング・サグには、2015年には対立するギャングのメンバーが殺害された際に使用された車をレンタルした疑いがあるという。

 また、マイケル・セイデンが入手した文書には、「YSLはアトランタにあるクリーブランド・アベニューの地区で2012年末に発足した犯罪のストリート・ギャング集団です。YSLは全国的なギャングであるブラッズに所属していると主張しています」と記されているという。

 ヤング・サグは現地時間5月9日に自宅にいたところで逮捕されており、SNSには手錠をかけられた彼が連行されるところを収めた映像もアップされている。

 記事執筆時点でヤング・サグやガンナの代理人はコメントを発表していない。(フロントロウ編集部)

 

 

 

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