「彼女は潔白ではない。しかし彼女は被害者ではある」
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで知られる俳優のジョニー・デップが元妻で同じく俳優のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えている裁判を巡って、俳優のデヴィッド・クラムホルツがインスタグラムでジョニーを批判するコメントを発表した。
ドラマ『The Playboy Club』でアンバーと共演経験があるデヴィッドは、「私はアンバー・ハードと働いたことがあります。彼女は精神異常者ではありません。彼女は素晴らしい人物で、強く、バカげたことに関わってしまった。彼女は間違いを犯したのです」と始めると、こうジョニーについて語った。
「ジョニーはなぜ彼女を訴えているのでしょう? それは彼が、自分のひどい依存症を未だに認められていないからです」と、裁判でも言及されているジョニーのアルコールとドラッグ使用に触れると、「みなさん、彼の作品が大好きですよね!? 彼ってなんてハンサムなんでしょう? 彼はとても良い人だとも聞きました! ジャック・スパロウ船長!!!」と続けたあと、「ドラッグとアルコールは男性たちをモンスターに変えます」とした。
そして、「私はアンバー・ハードを信じます。彼女は潔白ではない。しかし彼女は被害者ではあるのです。裁判でのジョニー・デップのうぬぼれた様子には吐き気を覚えます」と、裁判でジョニーに対する暴力が関係者から証言されているアンバーについて「潔白ではない」としながらも、だからと言ってジョニーが加害者ではないことにはならないとコメント。
ジョニーが主張する、“アンバーのせいでキャリアが台無しになった”という件についてはこう語った。
「ジョニー・デップがキャリアの機会を失ったのは、彼がひどいあり様だったからです。ディズニーなどは、アンバーの告発の内容は気にしていません。彼は重度のドラッグとアルコール依存症のせいで自身のイメージを失墜したのです」。
(フロントロウ編集部)