夏は紫外線やエアコンによる影響で、キューティクルの荒れ、パサつきや乾燥、ヘアカラーの色あせなどが起こりやすい季節。今回は、そんなストレスフルな夏でも美しい髪をキープし続けるセレブたちが、実際に行なっている夏のヘアケアをお届け。(フロントロウ編集部)

過酷な夏ほど「ヘアケア」が重要

 強烈な紫外線やエアコンによる乾燥など、髪のダメージを受けやすい夏。何かケアをしなければと思っていても、どんなヘアケアをすればいいのかよく分からず、結局なにもしないという人も多いのでは?

画像: 過酷な夏ほど「ヘアケア」が重要

 しかし、髪の専門家たちによると日差しが強くなる夏ほど「ヘアケア」がとても重要。

 人気セレブのヴィクトリア・ベッカムなどを顧客に持つヘアスタイリストのアール・シムズ氏は「太陽は有害な光線を放っているため、髪の毛、特に化学処理された髪を乾燥させます」と米Elleでコメント。「紫外線だけでなく、プールの塩素や海水浴で髪が濡れたあとに日光にさらされるだけでも、その影響はでます」と話し、夏こそヘアケアを見直すべきだと指摘した。

 そこで、今回は美しい髪をキープし続けるセレブたちが、実際に行なっているヘアケア方法と愛用アイテムをご紹介。本格的な夏が始まる前にチェックしてみて。

ソフィ・ターナー

 ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や映画『X-MEN』などで知られる俳優のソフィー・ターナーが、夏のヘアケアとして行なっているのは、髪全体にヒートプロテクトスプレーをかけること。

画像: ソフィ・ターナー

 ヒートプロテクトスプレーとは、ヘアアイロンやコテなどの高熱ダメージから髪を守るスタイリング剤のことで、セレブの間ではスタイリング前に使用するのが一般的。

 ソフィーは「つい最近まで休暇中だったので、そのときに気づいたのですが、髪をカールしたりストレートにしたりするときは、いつもヒートプロテクトミストを使っているのに、バカンス中は日焼け止めを塗っているだけで、髪のことはすっかり忘れているんですよね」と米Allureでコメント。

 「なので、今では旅行中やビーチにいるときでも、外出する前は必ず髪にヒートプロテクトスプレーを使うようになりました」と話し、髪の日焼け止め対策として愛用していると明かした。

ブレイク・ライブリー

 ドラマ『ゴシップガール』で一躍人気俳優の仲間入りを果たしたブレイク・ライブリーが、夏のヘアケアとして行なっているのは、シャンプーの前にトリートメントを使うこと。

画像: ブレイク・ライブリー

 通称「リバースケア」と呼ばれるこのヘアケア方法は、シャンプー前にトリートメントを使うことでシャンプーによる摩擦を軽減し、毛先の絡まりやもつれを解消し、髪にうるおいを与えるとされており、ブレイクの場合は、ゴージャスに輝くブロンドヘアの「色あせ」を防ぐために、夏の間はこのリバースケアを行なっているそう。

 ブレイクを担当するヘアスタイリストのロナ・オコナーは、「すでにダメージの多いブロンドヘアを(プールなどの)塩素から守るためには、シャンプーの前にトリートメントをつけて、あらかじめ髪の(ダメージホール)を満たしておく必要があります」と米Peopleで説明。「そうすることで、ヘアカラーの色あせの原因であるミネラル分の吸着を防ぐことができるのです」と明かした。

ロージー・ハンティントン・ホワイトリー

 トップモデルや俳優として活躍するロージー・ハンティントン・ホワイトリーが、夏のヘアケアとして行なっているのは、髪全体にアルガンオイルを塗ること。

画像: ロージー・ハンティントン・ホワイトリー

 モロッコにあるアルガンツリーの実から抽出されたアルガンオイルには、ビタミンやリノール酸が豊富に含まれており、髪にうるおいとツヤを与えるだけでなく、ヘアカラーの色持ちを良くする効果も期待できるという。

 ロージーを担当するヘアスタイリストのロリ・ゴダードは「夏は(プールの)塩素によって髪色が損なわれる恐れがあるので、塩素をスポンジのように吸着する成分を髪につける必要があります。これにはヘアオイルを使うといいでしょう。とくにモロッカンオイルを使うことをオススメします」とUsWeeklyのインタビューで明かした。

ジョセフィン・スクライバー

 ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルとして活躍するモデルのジョセフィン・スクライバーが、夏のヘアケアとして行なっているのは、頭皮にココナッツオイルを塗ること。

画像: ジョセフィン・スクライバー

 ジョセフィンは「いつもココナッツオイルを旅行先に持っていきます。火傷をしたときとか、とくに日焼け止めを塗りづらい頭皮にも使っています。あとは、夏になると乾燥しやすいので、ココナッツオイルを髪や頭皮につけて寝ることもありますね」と米Allureでコメント。頭皮のUVケアと保湿を目的に愛用していると明かした。

 一方で、皮膚科専門医のリナ・アラウ医師は「ココナッツオイルには、確かに紫外線を防ぐ効果がありますが、その量はSPF4程度とごくわずか。日焼けや皮膚がんになるおそれのある皮膚の変化を予防するには、この程度の保護では不十分です」と米Byrdieで説明。ココナッツオイルを保湿目的として使うのはいいが、日焼け止めとして使うのはオススメしないと話している。

 強い紫外線やエアコンによる乾燥など、髪へのダメージがたくさんある夏の季節。この機会にいちど、ふだんのヘアケアを見直してみては。(フロントロウ編集部)

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