私たちが知ってるプーさんはもういない…
イギリスの児童文学作家A・A・ミルンが生み出し、E.H.シェパードが挿絵を担当。ディズニーによるアニメーションも有名な「くまのプーさん」は、のんびりした可愛いくま。子ブタのピグレットやトラのティガーといったキャラクターも人気で、全世界的キャラクターだと言える。
そんなプーさんを、ホラー映画にしたやつらがいる…!
リース・フレイク=ウォーターフィールドがメガホンを取ったホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey』は、詳細は明かされていないが、プーさんの覆面を被った殺人鬼が登場するよう。その場面写真が公開されているのだが、私たちが知っているプーさんじゃない…。
Pooh is back ... and he brought a mallet. https://t.co/K83StYXH57
— Dread Central (@DreadCentral) May 24, 2022
ピグレットなどが登場するかは不明だが、太ったブタの覆面を被ったキャラクターもいるよう。ピグレットといえば、優しく、小さく、細い子ブタだったはずなのに…。
インディーズ映画である本作のB級映画感は、最高だろう。しかしその怖さのクオリティはかなり高そう。
これまでもプーさん“っぽい”キャラクターを使ってホラー映画を制作することは可能ではあっただろうが、本作はタイトルに「Winnie the Pooh(くまのプーさん)」と堂々と使っている。なぜそのようなことが可能だったのか。じつは、くまのプーさんは今年からパブリックドメインになったのだ。
怖すぎるプーさんとして話題になっている本作について、監督はインスタグラムで、「私が監督した小さなプーさんの映画がバズってる(笑)」と大喜び。しかし最後には、「子供の頃の思い出を破壊する時間だよ」と、これまた怖すぎる宣言をしていた。
(フロントロウ編集部)