毎年5月30日は、「ご(5)み(3)ゼロ(0)」にちなんで定められたごみゼロの日。そんなごみゼロの日に知りたい、ごみの出ない美容製品をご紹介。(フロントロウ編集部)

海外ではゼロウェイストな美容製品が急増中

 日々の美容ルーティンと切っても切れない関係にある、ごみの問題。美容にまつわる多くの製品はプラスチックのパッケージに包まれていて、購入時や使用後にたくさんのごみが出てしまう。

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 この問題を解決するために全身全霊で取り組むブランドが多いのが、欧米や北欧諸国。ユニークな発想と画期的なテクノロジーを駆使した、ごみの出ない美容製品が続々と誕生している。しかもそのような地域では環境問題への意識が高い消費者も多いため、環境に配慮した試みによって爆発的人気になることも多く、よい循環が生まれている。

 ごみの出ない美容製品にはどんなものがあるのか、デザインもオシャレな5つのアイテムをご紹介。

パッケージまで水に溶けるボディウォッシュ

 2021年に誕生したPLUSというブランドが開発したのが、ごみの全く出ないボディウォッシュ。

 PLUSのボディウォッシュはシートタイプで、水に濡らすと溶けて泡になるもの。それだけだと紙石鹸のようなものなので今までも存在したけれど、驚きなのが個包装のパッケージまでもが水に溶けること。水に濡れると完全に溶けてなくなる特殊な素材を採用しているため、最後までごみを一切出すことなく体を洗うことができる。

 ちなみにPLUSを立ち上げたのは、ポップなニキビパッチがセレブやZ世代から絶大な人気を誇るブランドのStarFaceを創設したジュリー・ショット氏とブライアン・ボルダイニック氏。まだ創設から1年あまりしか経っていないものの、海外で数々の美容メディアで特集され、多くの賞を受賞している。

プラスチック容器のないリップ

画像: axiologybeauty.com

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 メイクに欠かせないリップは、ほとんどのものがプラスチックの容器に包まれている。そんなリップでごみを出さない工夫を取り入れたのが、アメリカ発のブランドであるAxiologyのリップ「VEGAN MULTI-USE BALMIE」。

 Axiologyの「VEGAN MULTI-USE BALMIE」はクレヨン型のマルチバームで、リップはもちろん、アイシャドウやチークとしても使えるアイテム。プラスチック製の容器は使わず、リサイクル可能な紙を巻き付け、外箱には古紙などの廃材で制作した素材を使用。しかも外箱や紙は使用後にコンポスト可能となっている。

 またゼロウェイストなだけでなく、動物実験を行なわず、アメリカの非動物実験認証制度PETAの認証も取得済。日本では「3-in-1 メイクアップバーム」という製品名で、セレクトショップの「エシカルコンビニ」などで販売されている。

バータイプの保湿ケア製品

 ごみの出にくい美容製品の形状として日本でも増えつつあるのが、固形になったバータイプの製品。シャンプーやコンディショナー、クレンジングなどがバータイプの王道だけれど、海外では保湿アイテムまでも固形になっていて、バータイプの製品だけを専門に展開するSuperzeroというブランドが、保湿用のバームバーというアイテムを発売。

 Superzeroから発売されているバームバーは複数の種類があり、全身の保湿ケアができる「ボディバームバー」や、手の保湿ができる「ハンドバームバー」が販売されている。使い方は肌をなでるように動かすだけと簡単で、すべて使い終わった後に出るごみはゼロ。

 しかも外箱もコンポスト可能なので、全くと言っていいほどごみの出ないアイテムになっている。

1,000回使える綿棒

画像: lastobject.com

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 耳掃除やメイク直しなどさまざまな用途で使える綿棒は、1度使っただけでごみになってしまうアイテム。そんな綿棒は使い捨てという常識を覆したのが「LastSwab」という綿棒

 デンマークのコペンハーゲン発のブランドであるLastObjectが手掛ける「LastSwab」は、2019年に誕生した世界初の再利用可能な綿棒。この製品には定番のベーシックタイプのほか、メイクなどに適したビューティタイプ、デリケートな赤ちゃんの肌にも使えるベビータイプの3つのタイプがあり、どれもカラフルな箱の中に1本の綿棒が入っている。そしてたった1本で、なんと最大1,000回も使用可能というから驚き。

 ちなみにケースの素材にもこだわっていて、トウモロコシからつくられたバイオプラスチックや海洋プラスチックをリサイクルした素材などを使用。何度も使える綿棒「LastSwab」は、日本でもセレクトショップなどで購入できる。

タブレット型のオーラルケア製品

画像: byhumankind

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 詰め替えできるデオドラント製品など、ユニークなサステナブル製品を展開しながら、環境問題に真剣に取り組む姿勢が注目を集める新鋭ブランドであるBy humankindから販売されているのは、タブレット型のオーラルケア製品。

 By humankindは、歯磨き粉とマウスウォッシュの2つの製品でタブレット型のアイテムを展開。歯磨き粉は口に入れて嚙み砕き、そのまま歯ブラシで磨くもので、マウスウォッシュはタブレットを水に入れ、溶かした後に口をゆすぐもの。どちらも詰め替えが可能で、圧倒的にごみが少ないのが特徴。

 By humankindはユニークな製品の開発だけでなく、取り組みとしても1歩進んでいるブランドで、「Plastic Neutral」という取り組みでは、プラスチック消費量をオフセットできる次世代のサブスクサービスを展開。毎月8ドルを支払うことで、アメリカの1か月の平均プラスチック消費量をオフセットできる。

 ユニークな発想で、ごみを限りなくゼロに近づける美容製品。日本でもごみの出ないアイテムは少しずつ増えているので、ぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)

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