テスラのCEOとして知られる実業家のイーロン・マスクが、元恋人のアンバー・ハードとジョニー・デップの名誉毀損裁判の評決を前に意見を述べた。(フロントロウ編集部)

イーロン・マスクが元恋人が名誉毀損で訴えられた裁判にコメント

 俳優のジョニー・デップが元妻で同じく俳優のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判の全日程が終了したことを受けて、アンバーの元恋人で実業家のイーロン・マスクがツイッターで今回の訴訟について意見を述べた。

画像: イーロン・マスクが元恋人が名誉毀損で訴えられた裁判にコメント

 イーロンは、マサチューセッツ工科大学の研究者でポッドキャストの配信者でもあるレックス・フリードマン氏の「ジョニー・デップ対アンバー・ハードの裁判から私が得たもの。1. 名声は(一部の人にとって)とんでもない麻薬である。2. 精神科医と弁護士の腕前は千差万別。3. 人間は何百万人もの人に嘘をつくことが可能である。4. 愛は厄介なものである。5. 大量のワイン」というツイートに返信するかたちで、「2人には前に進んでほしいです。最高の状態にあるときは、2人とも素晴らしい」と願いにも近いコメントを残した。

 フロントロウで連日お伝えしているが、ジョニーは、2018年にアンバーが米Washington Postに寄稿した論説のなかで、名前こそ出さなかったもののジョニーであることがわかるかたちで、彼によるDVを告発したことが名誉毀損にあたるとして、5,000万ドル(約64億円)の損害賠償を求めてアンバーを提訴。一方のアンバーも、ジョニーが彼女のキャリアと評判を傷つけるために仕組んだ中傷キャンペーンによって甚大な影響を受けたとして、1億ドル(約130億円)を求めて逆提訴している。現地時間5月27日に最終弁論が行われ、今週中にも評決が言い渡される見込み。

 ちなみに、イーロンとアンバーが交際をスタートさせたのは、ジョニーとアンバーが離婚したあとだと本人たちは主張しているが、過去の裁判でジョニーと婚姻関係にあった頃からイーロンが彼女の自宅に出入りしていたという証言があったことから、今回の裁判でイーロンも証人として出廷すると報じられたものの、結局、法廷に姿を見せることはなかった。(フロントロウ編集部)

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