富と欲があふれた19世紀NYが舞台のHBO人気シリーズ
『ダウントン・アビー』を生み出したジュリアン・フェロウズが手掛けるドラマ『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク⻩金時代-』は、「ギルデッド・エイジ(金ぴか時代)」とされた19世紀ニューヨークを舞台に、富豪や権力者たちの思惑が交差する上流階級の浮き沈みが描かれるHBOの人気シリーズ。
メットガラ2022のテーマにもなった「ギルデッド・エイジ（金ぴか時代）」と呼ばれる1865年～1914年のアメリカは、南北戦争後、経済が急成長してアメリカの実業家たちが膨大な富を蓄積した時代。莫大な富が多くの発展と転落を生み出したこの時代は、きらびやかだった一方で、ビジネスも政治も裏ではスキャンダルにまみれた時代。その結果、作家のマーク・トウェインが、“本物の金ではなく表面上のものだ”という意味を込めて“金ぴか時代”と名づけた。
ドラマ『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク⻩金時代-』は、従来の価値観と新たな価値観が衝突したそんなギルデッド・エイジを舞台に、父の死後、ペンシルベニアの田舎からニューヨークへ移り住み、裕福なおばのもとに身を寄せたマリアン・ブルックが、新参者を受け入れない保守的な上流階級のおばと、鉄道王として巨万の富を築いた新興勢力である隣人のラッセル夫妻の間の争いに巻き込まれていく様子を描く。マリアンは、既存の社会のルールに従うのか、それとも自ら新しい道を切り拓くのか?
メリル・ストリープの末っ子が出演！ 『ダウントン・アビー』とのクロスオーバーも？
マリアンには、メリル・ストリープの娘ルイーザ・ジェイコブソンが抜擢。ルイーザは本作がテレビデビューとなる。マリアンのおばのアニエスとエイダにクリスティン・バランスキー(『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』)とシンシア・ニクソン(『セックス・アンド・ザ・シティ』)、マリアンと友情を育む作家志望のペギー・スコットにデネー・ベントン(『UnREAL』)、隣人のラッセル夫妻にモーガン・スペクター(『SUITS:ジェシカ・ピアソン』)とキャリー・クーン(『ゴーン・ガール』)など、個性豊かなキャストが集結している。
HBOにて高視聴率を獲得し、すでにシーズン2の制作が決定している本作は、大ヒットドラマ『ダウントン・アビー』とのクロスオーバーの可能性も期待されている。
19世紀ニューヨーク社交界の愛憎渦巻く見ごたえある人間ドラマや、豪華絢爛なファッションや美術にも注目。ドラマ『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』は6月10日（金）よりU-NEXTにて見放題で独占配信。（フロントロウ編集部）
