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映画『ボヘミアン・ラプソディ』で70年代のミューズを演じたルーシー・ボイントンが新作で60年代の諜報員に! ドラマ『ハリー・パーマー 国際諜報局』で演じた、男性中心の世界で活躍する才色兼備なジーン役について語った。(フロントロウ編集部)

『007』のアンチテーゼ、ドラマ『ハリー・パーマー 国際諜報局』

 ドラマ『ハリー・パーマー 国際諜報局』は、作家レン・デイトンが1962年に『007』へのアンチテーゼとして執筆したスパイ小説『イプクレス・ファイル』が原作の全6話のドラマシリーズ。労働者階級出身、黒縁メガネで、料理好きと、ジェームズ・ボンドとは対照的なキャラクターが人気を博した本作は、映画『キングスマン』シリーズがオマージュを捧げた作品としても知られている。

画像1: 『007』のアンチテーゼ、ドラマ『ハリー・パーマー 国際諜報局』

 本作を独占配信している動画配信サービス「スターチャンネルEX」では6月1日から1ヵ月限定で第1話が無料配信されるのだが、それに先駆けて解禁された映像で、紅一点の諜報員ジーン・コートニーを演じるルーシー・ボイントンは、「快活でウィットに富んだ会話にスリル満点のストーリー、あらゆる要素が詰まってる」とストーリーの重厚さを紹介する。

画像2: 『007』のアンチテーゼ、ドラマ『ハリー・パーマー 国際諜報局』

 ルーシー演じるジーンは、家族にはBBCでお茶くみをしていると伝えているが、実はロンドンのシャーロット・ストリートにある特別諜報機関W.O.O.C.の諜報員として働く女性。彼女の上司であり諜報機関のトップ、ドルビー役のトム・ホランダーは、「60年代の女性だが現代の女性でもある。ルーシーが見事に演じている」と、その役どころを説明する。

画像3: 『007』のアンチテーゼ、ドラマ『ハリー・パーマー 国際諜報局』

 60年代当時について「女性の選択肢が増えて意識が高まっていた」時代だとしたルーシーは、「彼女は50年代から60年代に移り変わる時代の中心的存在」と、演じるジーンというキャラクターが単なる有能なスパイだけではなく、時代を象徴した重要なキャラクターであるとした。実際に、ジーンは社会が彼女を「ただの若い女の子」だとあなどっていることをしっかり理解しており、自分に対するその偏見を巧みに利用して諜報活動の武器とする。

 一流エージェントながら、“仕事か家庭か”という社会の期待にも苦しんでいるジーン。そんな役は現代女性と通じるところもあり、ルーシーはオフィシャルインタビューで、「ジーンの物語は、現代にも通じるものがあり作品の魅力のひとつです。彼女の台詞の多くは、本当に私にもよくわかるものでした。1960年代と現在を比較し、女性の経験を正当に描いたドラマだと思います」と語っている。

 ドラマ『ハリー・パーマー 国際諜報局』は、動画配信サービス「スターチャンネルEX」にて毎週金曜日に1話ずつ新エピソードが配信されており、今週6月3日(金)に第5話が配信予定。そして、6月1日(水)~6月30日(木)の30日間は期間限定で第1話が無料配信される。また、「BS10 スターチャンネル」では6月7日(火)からテレビでの独占日本初放送が開始。6月5日(日)15時からは第1話の吹替版が先行無料放送される。(フロントロウ編集部)

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