俳優のジョニー・デップが、友人でシンガーのジェフ・ベックのコンサートに2日連続でサプライズ出演。(フロントロウ編集部)

ジョニー・デップが友人のコンサートにサプライズ出演

 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどの出演作で知られる俳優のジョニー・デップが、現地時間5月29日と30日にイギリス・ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された友人でシンガーのジェフ・ベックのコンサートに2日連続でサプライズ登場し、観客を沸かせた。

画像1: ジョニー・デップが友人のコンサートにサプライズ出演

 米E!Newsによると、ジョニーは2020年にジェフとリリースしたジョン・レノンの楽曲「Isolation(アイソレーション)」のリメイクや、マーヴィン・ゲイの「What's Going On(ホワッツ・ゴーイング・オン)」やジミ・ヘンドリックスの「Little Wing(リトル・ウィング)」のカバーを披露したという。

 ファンはジョニーが出演することを聞かされていなかったが、ジョニーがジェフのコンサートに参加することはずいぶんと前から決まっていたそうで、「彼は以前から予定されていた仕事の義務を果たすために街にいたのです」と関係者はE!Newsに語っている。

画像2: ジョニー・デップが友人のコンサートにサプライズ出演

 ご存じの方も多いと思うが、ジョニーは元妻で同じく俳優のアンバー・ハードを名誉毀損で訴えた裁判を終えたばかり。ジョニーは、2018年にアンバーが米Washington Postに寄稿した論説のなかで、名前こそ出さなかったもののジョニーであることがわかるかたちで、彼によるDVを告発したことが名誉毀損にあたるとして、5,000万ドル(約64億円)の損害賠償を求めてアンバーを提訴。一方のアンバーも、ジョニーが彼女のキャリアと評判を傷つけるために仕組んだ中傷キャンペーンによって甚大な影響を受けたとして、1億ドル(約130億円)を求めて逆提訴している。

 約1ヵ月半にわたって行われた裁判は現地時間5月27日に最終弁論を迎え、その後、陪審員による審議に入った。評決は現地時間5月31日に発表される予定となっている。(フロントロウ編集部)

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