モニカ・バルバロがトム・クルーズから受け取った“噂のプレゼント”とは
映画『トップガン マーヴェリック』にフェニックスことナターシャ・トレース役で出演する俳優のモニカ・バルバロが、マーヴェリックことピート・ミッチェル役のトム・クルーズから“噂のプレゼント”をもらったことを米The Wrapのインタビューで明かした。
“噂のプレゼント”とは、カリフォルニア州ウッドランドにあるドアンズ・ベーカリー(Doan’s Bakery)のホワイトチョコレート・ココナッツ・バンド・ケーキ。トムは、毎年、ホリデーシーズンにここのケーキを大量発注して親交のあるセレブやお世話になった人たちに贈っており、映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で子役としてトムと共演したキルスティン・ダンストや、映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の共演者であるヘンリー・カヴィルもケーキを受け取ったことがあると証言している。
モニカによると、ちょうど『トップガン マーヴェリック』の再撮影をしていたときにモニカを含む共演者全員がトムからケーキをもらったそうで、「トム・クルーズは一緒に仕事をした仲間にクリスマスケーキを贈るんです。全員がトムからケーキをもらって、(撮影の疲れから)多分、全員が休憩時間にひとりで一気に全部食べました。家族と分けるはずだったのに、誰もそうしませんでした」と回顧。インタビュアーから“みなさんがケーキを食べれてよかったです”と言われると、「そのケーキを食べないなんてありえません。毎年、みんなで分けて、いや、分けないかも…」と返した。
『トップガン マーヴェリック』の撮影が終わったあとも、トムからケーキを贈られたが、モニカいわく“一生続く”わけではないという。モニカは「“有効期限”が切れると聞いたことがあります。彼はつねに多くの新しい人と仕事をしているので、彼と仕事を続けるかしないかぎり、一生ケーキを手に入れることはできないと聞いたことがあります。その答えを知る日がいつやって来るのかわかりませんが。(ケーキをもらえなくなる日が来ると思うと)心が折れそうです。ケーキをもらえない年は本当に悲しいクリスマスになるでしょうね」と言うと、続けて「(ケーキがもらえる・もらえないに関係なく)彼はとても素晴らしいメンター(師)なので、まったく接点がなくってしまうのは残念です。彼がリソースとして存在することはとても幸運なことです。私たちはいつでもメールを送ることができますし、彼はすごく寛大なんです」とトムの人柄や師としての彼の器の大きさを称えた。
ちなみに、トムはみんなに例のケーキを贈る理由について、「甘いものが大好きなんですが、つねに撮影のためにトレーニングをしてるので、(糖質制限で)私自身は甘いものを食べることができないんです。だから、代わりにみんなにケーキを贈ってます。そして、相手から連絡が来るのを待つんです。(連絡をもらったら)まず『ケーキがどうだったか全部教えて』と言います」と、親切心だけでなく、自分で食べる代わりに他人に食べさせて“食べた気になる”という裏の意図があることを米トーク番組『The Late Late Show(原題)』で明かしている。(フロントロウ編集部)