「パッチンピン」を使ったヘアアレンジが話題
1990年代～2000年代に大流行したバタフライクリップやシュシュ、ヘアバンド、バンダナなど、懐かしのヘアアクセサリーが次々とトレンド入りするなか、時代をリードするおしゃれでキュートなＺ世代のセレブやインフルエンサーたちの間で話題となっているのは「パッチンピン」。
パッチンピン（スリーピン）とは、三角形や菱形をしたヘアピンのことで、髪を留めるときに“パッチン”という音がすることから、パッチンピンやパッチン留めという名称で呼ばれている。
90年代に一度大流行しており、当時一世を風靡したシンガーのブリトニー・スピアーズや映画『クルーレス』の主演を務めた俳優のアリシア・シルヴァーストーンなど、多くのセレブが取り入れていたことでも有名。
そんなパッチンピンがトレンドにカムバック。Ｚ世代を代表する次世代アイコンのひとりであるオリヴィア・ロドリゴをはじめ、TikTokのフォロワー数が世界最多を誇るTikTokの女王チャーリー・ダミリオ、シンガーのデュア・リパなどがヘアアレンジに取り入れるなど、再び注目を集めている。
実際にセレブを手がけるヘアスタイリストのローラ・ポルコは「（パッチンピン）は見た目が可愛くてトレンド感があるだけでなく、ヘアゴムよりも髪が切れにくく、髪の健康にも良いです」と米HarpersBazaarでコメント。今後、ますます90年代風のパッチンピンを使ったヘアアレンジが注目を集めるだろうと語った。
「ダブルヘアピン」が今っぽくておしゃれ！
セレブヘアスタイリストのジャスティン・マルジャンによると、パッチンピンを現代風に仕上げるポイントは、髪を中央で分けて、それぞれ左右にパッチンピンを留めること。ジャスティンいわく、髪をセンターで分けることで、キュートで今っぽい雰囲気に仕上がるそう。
ほかにも、パッチンピンを留める部分については「例えば、顔の周りをリフトアップさせたように見せたい場合は、目や眉と同じ線に沿って留めるのがオススメです」と米Allureで助言。さらに「耳の後ろにつけたい場合は、頬骨と同じ線に沿って置くとキレイに見えます」ともアドバイスした。
Ｚ世代のセレブが取り入れる、おしゃれでキュートなパッチンピン。手先が不器用な人でもヘアピンをつけるだけで簡単にヘアアレンジができるので、気になる人はぜひ参考にしてみて。（フロントロウ編集部）
