『トップガン マーヴェリック』が公開される前に、トム・クルーズは“元相棒”であるアンソニー・エドワーズのために、あることをしていたという。(フロントロウ編集部)

グース役も『トップガン マーヴェリック』を鑑賞、その感想は?

 1986年公開の映画『トップガン』の続編であり、トム・クルーズがふたたび主演を務めた『トップガン マーヴェリック』は、前作のファンを納得させる仕上がりなうえ、前作を見ていない観客も熱中させる高いクオリティによって大ヒットを記録している。

 本作にはアイスマン役としてヴァル・キルマーも出演したことは胸がアツくなる展開で、さらに撮影現場では、アイスマンの相棒であるスライダー役のリック・ロソヴィッチと、ヴァイパー役のトム・スケリットも再会していたという。

 そして、前作で重要な存在となったのが、アンソニー・エドワーズが演じたグース。マーヴェリックの元相棒であり、ストーリーの中で命を落とした彼はもちろん続編には登場していないが、その代わりにマイルズ・テラーが演じるグースの息子であるルースターが成長した姿を見せた。

 アンソニーは現在でも俳優として活動しているが、『トップガン マーヴェリック』はもう見たのだろうか? その答えはイエス。プレミアよりも前に鑑賞済みだったそうで、しかも、最高の環境で鑑賞できたよう。「最初の映画をできただけでも十分にラッキー」だと話す本人が、米ETのインタビューで明かした。

画像: グース役も『トップガン マーヴェリック』を鑑賞、その感想は?

 「トムが私に電話をかけてくれるほどラッキーでした。私のためにスクリーニングをしてくれたんです。なのでじつは、ニューヨークにあるドルビーのスクリーニングルームで映画を見たんですよ。最高の音響なうえ、8人ほどだけで見たんです。最高でした」

 さすがトム…、元相棒への敬意を忘れない! 映画館の音響技術で有名なドルビーのスクリーニングルームを8人程度で貸し切って『トップガン マーヴェリック』を見るという経験は、映画ファンなら誰もがうらやむ経験だろう。そして、そんな環境で作品を鑑賞したアンソニーの感想は、制作陣への愛と敬意に満ちたものだった。

 「みんなはオリジナルに特定の思いを持っているでしょう。そして続編は、1作目を初めて見た時の感覚とまったく同じでした。トムにはこう言いました。『ミッションは達成された』とね。そうでしょう。本当に。ハードワークだったはずです。あの感覚、トーンを感じました。あの映画は人々が求めていたものを持っています」

(フロントロウ編集部)

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