体調不良を理由にツアーの一部日程のキャンセルを発表したシンガーのジャスティン・ビーバーが、ラムゼイハント症候群を発症したことを公表。現在、顔の半分が麻痺状態にあることを明かした。(フロントロウ編集部)

ジャスティン・ビーバーがラムゼイハント症候群を公表

 先日、体調不良を理由にツアーの一部日程をキャンセルすると発表したシンガーのジャスティン・ビーバーが、ラムゼイハント症候群を発症したことをインスタグラムにアップした動画を通じて公表した。ジャスティンによると、現在、顔の半分が麻痺しているという。

 約2分半の動画でジャスティンは、「やあ、みんな。ジャスティンだよ。みんなに近況を報告したい。僕の顔を見ればわかると思うけれど、僕はラムゼイハント症候群なんだ。ウイルスが耳と顔の神経を攻撃するもので、それが顔に麻痺を引き起こした」と言うと、向かって左側の目を差して、「見てのとおり、こっちの目は瞬きしていない」と説明。続けて、向かって左側の頬のあたりを触りながら、「顔のこっち側で笑えない。こっち側の鼻の穴は動かない。つまり、顔の半分が完全に麻痺してるんだ」と語った。

 さらに、ツアーがキャンセルになったことに不満を感じる一部のファンに向けて、「(コンサートをしたいけど)肉体的に無理なんだ。見てわかるように、これはかなり深刻だ。そうでなければよかったんだけど、明らかに僕の体がペースを落とせと言っている。みんなには理解してほしい。この時間を使ってゆっくり休んでリラックスして100%の状態に戻し、僕のさだめであること(=音楽活動)をしたいと思う。でも、今はだめなんだ。顔を元の状態に戻すためにも休まなければならない」と理解を求めた。

 最後にジャスティンは支えてくれるファンに感謝すると、「僕は良くなるつもりだし、顔を正常に戻すために顔のエクササイズもしている。ただ時間が必要なんだ。どれくらいの時間がかかるかわからないけど、きっと大丈夫。希望を持って、神様を信じて、それが何なのか今はわからないけどこれはすべて理由があってのことだと信じて、とりあえずは休むよ。みんなのことを愛してる」と前向きな言葉を残している。

 ちなみに、ラムゼイハント症候群についてMayo Clinicのホームページには、“水疱瘡の原因と同じウイルスによって引き起こされ、水疱瘡が治った後も神経に残り、数年後に再活性化することがある。発症すると、顔面神経麻痺や患部の耳の難聴といった症状が表れ、早期に治療しなければ、永久的な聴覚障害を引き起こす可能性もある”と書かれている。(フロントロウ編集部)

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