クリス・エヴァンスがキャプテン・アメリカ役再演の可能性を語る
2011年に公開された映画『キャプテン・アメリカ／ザ・ファースト・アベンジャー』から、2019年に公開された『アベンジャーズ／エンドゲーム』をもって卒業するまで、約8年にわたってスティーブ・ロジャース／キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンス。
2021年にディズニープラスで配信されたドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でアンソニー・マッキー演じるファルコンがキャプテン・アメリカとしての役割を引き継ぎ、現在、アンソニー主演で『キャプテン・アメリカ４』の製作が進められているが、依然として、クリスの復帰を望む声は多い。
2019年にはクリスが今後のMCU作品に何らかの形で戻ってくることになるという噂が囁かれ、ファンをやきもきさせたが、クリスによれば、自身がキャプテン・アメリカ役に復帰する可能性は限りなく低いという。今回、クリスは米Comicbook.comとのインタビューに応じて、キャプテン・アメリカ役復帰の可能性について話を振られると、自身の再演を望む声は自分のところにも届いていると認めた上で、「皆さんをガッカリさせたくはないのですが、難しいんです」とコメントした。
「素晴らしい歩みでしたし、個人的にもすごく幸せに思っています。僕にとってとても大切な思い出です」と、これまでに演じてきた8年の歩みに満足しているとしたクリスは、「完璧なものでなければいけないでしょうね」と語って、もし同役を再演するのであれば、「完璧」な条件でなければ復帰しないだろうとした。
「繰り返しになってしまいますが、自分がとても大切にしているものを揺さぶることには恐れがあります。あの役は僕にとって大きな意味を持っていますから。そういうわけで、それを再訪するのは難しい注文になるでしょうね」とクリスは続けて語った。
クリスのキャプテン・アメリカ役復帰を望む声は多いが、本人としては、既にやり切ったと感じているよう。必ずしも再演の可能性を除外はしていないため、再演する可能性はゼロではなさそうだが、限りなく低そう。（フロントロウ編集部）
