「BTSが活動休止を発表」。世界中のメディアで報じられている情報だが、グループが所属するエンターテイメント会社Hybeは声明で訂正している。(フロントロウ編集部)

「オフ」→「休止」と訳されていた

 BTSが日本時間6月14日に公式YouTubeチャンネルに動画を公開し、メンバー全員で食事をしながらツアーや新型コロナウイルス、今後の活動など多岐にわたるテーマでトーク。そのなかで、“メンバーがソロ活動に専念するため活動休止に入ることに言及した”として、世界各国のメディアには「BTS活動休止」の文字がおどった。

 しかしその後、BTSが所属するエンターテイメント会社Hybeがメディア向けの声明で「BTSは活動休止はしません。メンバーはソロプロジェクトに今よりも集中する予定です」と、“活動休止”ではないと訂正した。実際にどのくらいの割合でグループ活動・ソロ活動をするかなどの詳細は明かされていない。

 BTS側は「休止」ではないとしている。では「休止」という言葉はどこで言われ始めたのか? それは、メンバーが公開した動画の英語訳。

 今回の動画でメンバーは韓国語で話しており、視聴者はYouTubeの字幕機能で英語とスペイン語の字幕(公開当時)が使用できる形になっていたのだが、英語字幕の方で「hiatus(休止)」という言葉が表示されていたのだ。

 問題のシーンは動画開始から21分あたり。実際にはSUGAは韓国語で「僕たちオフの期間に入ったでしょう」と言っているのだが、英語字幕では「これから休止期間に入るでしょう(We're going into a hiatus now)」と表示されており、誤解はここから生まれたよう。

画像: www.youtube.com
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 現時点で「活動休止」を報じたメディアのなかには訂正記事を報じているところもあるが、多くでは未だにメンバーが言っていない「活動休止」という言葉が使われたままになっている。(フロントロウ編集部)

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