※この記事にはゲイのキャラクターが登場するシーンのネタバレが含まれます
映画『Strange World』でゲイロマンスのシーンが
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが新たに贈る映画『Strange World(原題)』は、史上最高の探検家として名高い一家を主人公にした冒険の物語。サーチャーは冒険好きなほかの家族と違って農夫として静かに暮らすことを夢見ているのだが、ある“奇妙な世界(strange world)”にたどり着いたとき、彼の意思に反して大冒険が始まる、というあらすじ。
そんな映画を映画祭で観たというアニメーション・プロダクション・デザイナーのMatthieu Saghezchiが、本作でゲイのティーンの恋愛が描かれることをツイッターで明かした。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の長編アニメとしては初めてのことだという。
「アヌシー国際アニメーション映画祭2022でディズニーの『ストレンジ・ワールド』を初めて観ました! ディズニー作品としては、初のオープンリー・ゲイのティーン・ロマンスが描かれています!!!
このシーンでは、息子が片思いをしている男の子の前でとても恥ずかしがっているところに父親がやってきて、「はじめまして!息子はいつもあなたのことを話しています」と言って、息子を困らせる姿が描かれています。
(ゲイの息子の恋愛が)本当に自然なこととして扱われています。とても愛おしいシーンです」
Just saw the very first glimpse into #Disney ‘s #StrangeWorld at the #Annecy2022 festival - it features the first openly gay teen romance in a disney feature!!! �️� #RepresentationMatters pic.twitter.com/H1bEjyrSV1
— Matthieu Saghezchi (@MSaghezchi) June 17, 2022
Matthieu Saghezchiはこの投稿に、社会における多様性が映像作品や政治の場など社会のなかで適切に描かれて存在することの大事さを訴えるフレーズである「Representation Matters(レプリゼンテーションは大事)」というハッシュタグをつけた。
映画『Strange World』は、ジェイク・ギレンホール、ルーシー・リュー、ガブリエル・ユニオン、ジャブーキー・ヤング=ホワイト、デニス・クエイドらが出演し、アメリカでは11月23日に公開予定。(フロントロウ編集部)