俳優のジョニー・デップが映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』に復帰するという報道を受けて、ジョニーの代理人が声明を発表。(フロントロウ編集部)

ジョニー・デップの『パイレーツ・オブ・カリビアン』復帰はある?

 元妻アンバー・ハードとの名誉毀損裁判に勝訴した俳優のジョニー・デップを映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに復帰させるため、ディズニーがジョニーに3億ドルのギャラを提示したと豪ニュースサイトのPoptopicが報じている。

 ご存じの方も多いと思うが、ジョニーは、アンバーによる家庭内暴力(DV)の告発がきっかけで『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズから事実上“解雇”されたと主張しており、実際、2017年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』以来、続編は制作されていない。これまでにディズニーがジョニーのシリーズ降板に言及したことはなく、本人に直接クビを言い渡したこともないが、ディズニーが続編を制作にするにあたってジョニーの出演に難色を示しているのは公然の事実となっている。

 当のジョニーはというと、アンバーとの名誉毀損裁判で、できればジャック・スパロウと「ちゃんとしたお別れがしたかった」と悔しさをにじませた一方、「ディズニーが3億ドルと100万頭のアルパカを連れてやってきたとしても、ディズニーと『パイレーツ・オブ・カリビアン』の続編を作るつもりはないということですか?」とアンバーの弁護士から質問されると、「そのとおりです」と答え、復帰の意思がないことを明確にしていた。

画像: ジョニー・デップの『パイレーツ・オブ・カリビアン』復帰はある?

 また、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマー氏は、今年5月、英The Timesのインタビューで、進行中の次回作の構想にジョニー演じるジャック・スパロウは含まれているのかと聞かれ、「先のことはわかりません」としたうえで「今のところありません」と答えている

 ジョニーのシリーズ復帰を望む声は多いが、今回の報道について米NBC Newsから事実確認を求められたジョニーの代理人は「これはでっち上げです」とコメント。復帰に向けた話し合いが水面下で進められているというPoptopicの報道内容を否定した。(フロントロウ編集部)

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