「責任があると感じています」ー。ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が公式ホームページに、LGBTQIA+コミュニティ理解と支援の取り組みについてのページをオープンした。(フロントロウ編集部)

日本のディズニー社のLGBTQ+コミュニティ支援

 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社では、LGBTQ+コミュニティを支援する取り組みをまとめたサイトのオープンに際して、こう語った。

 「ウォルト・ディズニー・カンパニーには、世界中の人々の想像力をかき立てる、素晴らしい物語があります。そして全ての人々を尊重し、物語を生み出す機会に責任があると感じています。私たちの物語に欠かせないもの。それは世界最高峰のエンターテインメントを作る人々の多様性です。プライド月間および年間を通じて変化を促すために、LGBTQIA+の従業員やコミュニティの声を聞き、意識を高め、積極的にサポートして、包括的な企業文化を構築することに努めていきます」。

 ウォルト・ディズニー・カンパニーでは、“LGBTQ+支援はプライド月間のみならず年間を通したものだ”という思いを込めて名づけられた「PRIDE 365」を展開中。この取り組みのもと、年間を通して、LGBTQIA+のキャストやコミュニティへの理解を深めてインクルージョンの推進に取り組む企画やイベントを開催していくというが、日本ではその一環として社内の啓発を目的としたウェビナーを実施。第一回目は、認定NPO法人 虹色ダイバーシティ代表・理事長の村木真紀氏と、ウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役社長キャロル・チョイ氏による対談を実施し、当事者として、アライとして、当事者として、一人一人に何ができるかを話し合ったという。

 さらに、ウォルト・ディズニー・カンパニーのLGBTQIA+の社員とアライによって作られている「Disney Pride Collection」は、2022年6月30日までの販売利益のすべてがLGBTQIA+を支援する団体に寄付されることが発表されているが、日本では、認定NPO法人 虹色ダイバーシティへの寄付が発表された。

画像: 日本のディズニー社のLGBTQ+コミュニティ支援

 また、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」(ディズニープラス)では、LGBTQIA+の現状を取り入れている作品が多く配信されているが、今後はBERG(※ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンに関する有志の社員グループ)が定期的におすすめ作品を配信予定だという。

  • PRIDE 365:www.disney.co.jp/corporate/social-responsibility/reimaginetomorrow.html
  • BERGおすすめ作品:www.disney.co.jp/corporate/news/2022/20220624_01.html
  • LGBTQIA+コミュニティ理解と支援の取り組みについて:www.disney.co.jp/corporate/news/2022/20220624_02.html

(フロントロウ編集部)

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