人気漫画『遊戯王』の作者である高橋和希氏(60)の訃報が報じられた7月7日のツイッターのデータを振り返ってみたら、高橋氏が生み出した『遊戯王』がどれほど世界で愛されていたかが見えた。(フロントロウ編集部)

アメリカでは9時間もトレンド入り

 アメリカのツイッターでは「Yu-Gi-Oh」という言葉が9時間もトレンド入りして、同日に辞意を表明したイギリス首相のボリス・ジョンソン(11.5時間)に次いで、7月7日に最も長くツイッターで話題に挙がった言葉となった。同じく、ブラジルでは「Yu-Gi-Oh」が9時間、メキシコでは「Kazuki Takahashi」が10時間もトレンド入りし、それぞれの国でこの日最も長くトレンドした話題のトップ5に入った。

 ドイツ、オートラリア、カナダなどでは高橋氏の名前または『遊戯王』という言葉が20万回以上ツイートされ、この日最もツイートされた話題に。ヨーロッパの中でもとくに日本のアニメ人気が高いとされるフランスでは、「Kazuki Takahashi」が最もツイートされた話題の4位になったほか、「Yu-Gi-Oh」という「Kazuki Takahashi」が、同日に最も長く話題になった言葉の2位と4位になった。

 ツイッターに書き込まれているコメントの多くは高橋氏を追悼するとともに、『遊戯王』がどれだけ自身の幼少期や自国のエンターテイメントに影響を与えたかを振り返るものが多く、高橋氏による『遊戯王』の功績の大きさが感じられた。

※Data Source Archive Twitter Trend
(フロントロウ編集部)

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