人気ランジェリーブランドであるヴィクトリアズ・シークレットのドキュメンタリー『Victoria’sSecret: Angels and Demons』の予告編が公開された。(フロントロウ編集部)

『Victoria’s Secret: Angels and Demons』がディズニー傘下で配信決定

 ミランダ・カーをはじめ、ジゼル・ブンチェン、ハイディ・クルム、アレッサンドラ・アンブロジオ、アドリアナ・リマなど人気モデルを広告塔として起用し、一時代を築いたランジェリーブランドのヴィクトリアズ・シークレット(以下ヴィクシー)。

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 毎年人気アーティストを招いて行なうファッションショーは世界中から注目されていたが、多様性を求めるようになった世間の流れとの間にズレが生じたこともあり事態は一変し、2019年からショーを中止することとなった。

 さらに同ブランドのマーケティング担当を務め、毎年ファッションショーのキャスティングで大きな役割を担ったエド・ラゼックの「トランスセクシュアルのモデルを起用すべきではない。ショーはあくまでも“ファンタジー”だから」といった発言が問題になり、ブランドは一気に低迷。

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 そんなヴィクシーの繁栄と転落を描いたドキュメンタリー『Victoria’sSecret: Angels and Demons』の予告編が公開された。このドキュメンタリーでは、性的人身売買の罪で告発された実業家ジェフリー・エプスタインとヴィクシーの前CEOであるレス・ウェクスナーの疑惑の関係にもスポットライトを当てるという。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、エプスタインウェクスナー氏の顧問を務め、ウェクスナー氏の個人的および仕事上の財務を扱う権限を与えられただけでなく、雇用にも関与し、ヴィクシーとのつながりを利用して若い女性との繋がりを得たと報じている。

 また、予告編でもヴィクシーの幹部がエプスタインについて「ウェクスナーの帝国において、エプスタインが触れられない部分はなかった」と発言していることから、かなり親密な関係だったことが伺える。

 ヴィクシーの裏側に迫った3部作のドキュメンタリー『Victoria’s Secret: Angels and Demons』は、7月14日からディズニー傘下の米Huluで配信される。米Hulu作品は日本ではディズニープラスのスターで配信されているので、今後の配信情報が待たれる。(フロントロウ編集部)

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